兵法書」カテゴリーアーカイブ

孫子を学ぶ 作戦篇

これは孫子を学ぶ私的メモと意訳です。作戦篇では戦争の考え方について書かれています。 作戦篇 孫子曰、凡用兵之法、馳車千駟、革車千乗、帯甲十万、千里饋糧。則内外之費、賓客之用、膠漆之材、車甲之奉、日費千金、然後十万之師挙矣… 続きを読む »

戦では決断遅延と躊躇が負けを生む 呉子

呉子曰く 呉子の一節に、 故曰、用兵之害、猶予最大。三軍之災、生於狐疑。 という言葉があります。 意味は、 戦争の害は決断遅延が最も大きい。三軍の災は狐疑より生まれる。 という感じ。 三軍とは軍隊のこと。昔は左右の軍と中… 続きを読む »

智将は敵に食(は)む 孫子を学ぶ

善く兵を用うる者は 善用兵者、役不再籍、糧不三載。取用於国、因糧於敵。故軍食可足也。国之貧於師者遠輸。遠輸則百姓貧。近於師者貴売。貴売則百姓財竭。財竭則急於丘役。力屈財殫、中原内虚於家。百姓之費、十去其七。公家之費、破車… 続きを読む »

孫子を学ぶ 始計篇

これは孫子を学ぶ私的メモと意訳です。まずは始計篇。始計篇では戦争が始まる前の準備段階について書かれています。 孫子曰、兵者国之大事、死生之地、存亡之道。不可不察也。 孫子曰く、兵は国の大事であり、生き死にが大きく関わり、… 続きを読む »