おすすめ書籍レビューまとめ」タグアーカイブ

市民政府論「統治者が本気になって国民の利益を計り、国民とその法を併せて保全しようとするなら、国民は必ずやそれを目で捉え、感じ取るはずである。」

評価・レビュー ☆5/5 国家は民のために存在しています。 日本に住み生きていれば、今でこそ当たり前のように感じることかもしれません。 ただ、ジョン・ロックが生きた1600年代では、そんなことを考える人の方が少数派でもあ… 続きを読む »

時間は存在しない「この世界は物ではなく、出来事の集まりなのである。」

評価・レビュー ☆5/5 時間とは何かについて、最新の物理学から紐解いていくという内容です。 驚くべき点は全編を通して数式が1つ、それも超シンプルな数式しか出てこないこと。 ですので、数式が苦手な方でもとても読みやすいの… 続きを読む »

神メンタル 「心が強い人」の人生は思い通り「何でも上手くいく人は、未来の自分で今を生きている」

評価・レビュー ☆5/5 成功するには、 現実(未来)=目的地×手段×メンタル が大切で、そのためのメンタル作りの本という感じ。 何が起きても動じない心というよりも、ちゃんと目的を見据えて行動し、それを継続するためのやり… 続きを読む »

人はなぜ戦争をするのか エロスとタナトス 感想「さて、だれもが平和主義者になるまで、あとどのくらい待たねばならないのでしょうか」

評価・レビュー ☆5/5 アインシュタインの書簡へのフロイトからの返信と、喪とメランコリー、精神分析入門・続の2講義を収録。 やはりメインは、「人はなぜ戦争をするのか」についてのフロイトの分析や考え方、視点かなと思います… 続きを読む »

論理哲学論考 感想とレビュー「語ることができないことについては、沈黙するしかない。」

評価・レビュー ☆5/5 ヴィトゲンシュタインによる「論理哲学論考」は、20世紀に新たな哲学の世界を生み出したものの、かなり難解で、捉え方も人それぞれのようです。 特徴的なのは、文章ではあるものの箇条書きに近い感じで、そ… 続きを読む »

ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために 感想とメモ

評価・レビュー ☆5/5 個人的にずっと考えていたことがかなり書かれていて、共感できました。 内容をざっくりいうと、「短期的な利益に惑わされず自分の目標に向かって一歩一歩進んで行けばゴールに着く」という感じ。 個人的に大… 続きを読む »

老子・荘子 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 – 自分らしく生きるという価値観の源流なのかも

評価・レビュー ☆5/5 老子・荘子 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典は中国諸子百家の老子と荘子を取り上げた初心者向けの本。老子は全体の約半分、荘子はほぼ十分の一程度ですが、時代背景やそれぞれについての解説もあり、老… 続きを読む »

墨子 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 – 非攻という考え方は現代にこそ必要ではないか

評価・レビュー ☆5/5 墨子(墨翟:ぼくてき)の言葉をとてもわかりやすくまとめた書籍。非常に読みやすくスラスラと読めるのが特徴です。 網羅的というよりは全体感を掴むのにとても良いと思いました。 ビギナーズ・クラシックス… 続きを読む »

ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム – ベンチャーやそれに関わる人に読んで欲しい

評価・レビュー ☆5/5 イノベーションのジレンマを記したクレイトン・クリステンセン氏によるイノベーションを予測して起こすための理論というか、考え方をまとめた書籍。 人は 「片づけるべき仕事(ジョブ)のためにAを雇用(ハ… 続きを読む »

贖罪の奏鳴曲 御子柴礼司 – 鉄壁のアリバイに守られた弁護士の罪と殺人事件の真相とは?

評価・レビュー ☆5/5 激しい雨の晩に誰にも見られず死体を川に捨てた弁護士 御子柴礼司であったが、後ろ暗い過去があり、優秀な刑事によってすぐに御子柴礼司へ容疑がかかってしまう。しかし、御子柴礼司には鉄壁のアリバイがあっ… 続きを読む »

イェール大学人気講義 天才 ~その「隠れた習慣」を解き明かす – 天才の定義が変わった本

評価・レビュー ☆5/5 イエール大学の天才をテーマにした講義の書籍化。過去、天才と呼ばれた人々のエピソードを様々な角度から分類し、天才の傾向を探るという内容です。 目次は、 という感じ。 で、かなりの分量があるので、結… 続きを読む »

殺戮にいたる病 – 事前に調べずに読んで欲しいサスペンス・ホラーの傑作

評価・レビュー ☆5/5 女性をターゲットにした猟奇的連続殺人事件を犯人 蒲生稔、元刑事 樋口や関係者の視点で追ったサスペンス・ホラー。 今しがた読み終わったのですが、カタルシスというか、呆然感が半端ない傑作でした。 結… 続きを読む »

電気じかけのクジラは歌う – AIで音楽業界が激変した近未来で人間のあがきと人間の生き方を描いた小説

評価・レビュー ☆5/5 誰しもが簡単に高品質な音楽を作れる人工知能「Jing」によって、作曲家たちが絶滅しつつある近未来。元作曲家だった岡部数人は、自身の才能の限界を感じ、「Jing」の品質向上のために様々な楽曲を聴い… 続きを読む »

本 キミは、「怒る」以外の方法を知らないだけなんだ – すぐ怒る人はきっと読まないし、読んでも意味がわからないんだろうなあ

評価・レビュー ☆5/5 いわゆるアンガーマネジメントの本。 主に がメインの話です。 4コママンガが付いていて、全体的に非常にわかりやすいのが特徴。様々な怒るシチュエーションを例に、怒るデメリットや対処法が紹介されてい… 続きを読む »

本 失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織 もっと失敗と向き合う必要があると思った

評価・レビュー ☆5/5 本書は「人はなぜ失敗するのか?」ではなく、「人は失敗するもので、失敗から学ぶことが大切」ということを、医療業界や航空業界などの事例を元に紹介している書籍。また、失敗からの学習方法とて、いくつかの… 続きを読む »

100%得する話し方 書籍レビュー 話し方についてあまり書かれていない話し方の本 これは良書

評価 ☆5/5 話し方とありますが、本書は話し方の方法はほとんど書かれていません。それが本書の最大の特徴でしょう。 無理に話すのではなく、まず相手の話をちゃんと聞くというスタンス。 冒頭で「人はあなたの話にまったく興味あ… 続きを読む »

BRAIN DRIVEN パフォーマンスが高まる脳の状態とは 書籍レビュー 脳を知り自らを知る良書

評価 ☆5/5 神経科学的なアプローチによる モチベーション ストレス クリエイティビティ についての原理と考え方、そして対処法などが書かれています。ジャンルとしてはビジネス書ではありますが、ハウツー本ではなく脳の仕組み… 続きを読む »

自己肯定感を上げる OUTPUT読書術 書籍レビュー エピローグの恩師とのやりとりが良かった

評価 ☆5/5 カジュアルに読みつつも、しっかりしたアウトプットで理解を深めるというやり方をすることで自己肯定感が高まるという内容。 個人的に印象に残った言葉は、 読書とは精神を削る行為ではなく精神を満たす行為 仮説を立… 続きを読む »

眠れなくなるほど面白い 図解 社会心理学 書籍レビュー

眠れなくなるほど面白い 図解 社会心理学とは 眠れなくなるほど面白い 図解 社会心理学は、環境によって影響を受ける人間の心理や行動について紹介している書籍です。 1ページが文字による説明で、次のページに図解の説明が入っ… 続きを読む »

ゲーム探検隊 書籍レビュー ゲームの仕組み入門書

そもそもゲームって何だろう? ゲームの面白さって何だろう? 普段あまり考えたことがないゲームの仕組みについて、様々な角度から解説している本です。 評価 ☆5/5 非常に読みやすい内容です。ルールズ・オブ・プレイを読んだか… 続きを読む »

正義の教室 書籍レビュー 万人に読んでほしい良書

3人の生徒と先生による哲学教室開幕!平等、自由、宗教の立場から正義とは何かについて歴史を紐解きながら議論していき、現代の正義の考え方までを網羅。正義を語る上で読んでおきたい一冊。 評価 ☆5/5 本書の最大特徴は物語仕立… 続きを読む »

悪魔が教える 願いが叶う毒と薬 書籍レビュー

悪魔が教える 願いが叶う毒と薬は、ちゃんとした知識を元に様々なクスリの効用について書かれた本です。例えば目を覚ますクスリや頭痛を治すクスリなどから、アンチエイジングや痩せるクスリ、花粉症や蟲が嫌がるクスリ、男性の性にまつ… 続きを読む »