約束のネバーランド 映画レビュー まあ悪くはない

投稿者: | 2022年2月28日

評価

☆4/5

大ヒットマンガ 約束のネバーランドの実写版映画で、個人的にはかなり頑張っているのはないかなと思いました。

話としては、

孤児院のような場所で育てられていた子どもたちが、自分たちが置かれていた環境の真実を知り、脱出を目指す。

という感じ。

主人公 エマ役は浜辺美波さん。ちょっと顔の主張が強すぎるかなと思いましたが、まあ他に誰が合うか?と言われると難しいですね。そんな役をうまく演じていると思いました。

ノーラン役は板垣李光人さん。結構ノーランの雰囲気に合っている感じはしました。

レイ役は城桧吏さん。少し幼さがあるなと思ったら、当時は13歳だそうです。また、何か演技というか声が合ってない感じがあったのですが、調べてみると撮影中に声変わりしてしまい、後から音声だけ取り直したそうです。これは仕方ないですね。レビューを見るとレイの演技でに評価を下げている方も多くて、ちょっとかわいそうかなと思いました。

ママ イザベラ役は北川景子さん。ジャケットでも一番大きな顔で思いっきり主張してますが、本作で一番ハマっていた役ではないでしょうか。北川景子さんというと独特な演技の印象で、その容姿と相まってうまく役柄とマッチすると本当にハマりますよね。

2人目のママ クローネ役は渡辺直美さん。原作とは見た目の雰囲気は違いますが、役としてはハマっていましたね。

作品としては、長い話を2時間で無理やりまとめたところはあるので、話が駆け足だったり、端折っていたり、長尺が欲しいシーンがどうしても短くなってしまったりするところはありますが、個人的にはよくまとまっているなと思いました。

そもそも評価の高かったアニメ 約束のネバーランド 第一期が12話。1話20分だとしても4時間なわけでそれを2時間にまとめるとどうしても歪は出てしまうかなと。

評価を☆4にしましたが、これは映画とマンガやアニメを別作品として考えた場合です。原作が好きな方からすると、かなり違和感はあると思うので、低評価になってしまうかなと。個人的に映画は映画、マンガはマンガだと思っていて、あまり気にしておらず普通に楽しく見れたので☆4にしました。

そういえば違和感と言えば、やっぱりズラかなと・・・。まあ仕方ないのですがコスプレ感がちょっと強すぎますね。原作の髪型に近づけたいというのはあるとは思うのですが、コスプレ感が出てしまうとそれだけで何か学芸会的な雰囲気になっちゃうのがもったいないなと。


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