映画 リアル人狼ゲーム – 低予算ながら設定とかぶっ飛んでて面白いけど真剣に見ない方が良いです

投稿者: | 2023年5月11日

評価・レビュー

☆3/5

薄暗い部屋に集められた男女8名が、人狼ゲームで実際に人を殺していかなければならないという話。2013年作品でジャンルとしてホラー・サスペンスなのかな。

本作の特徴は集められた男女は兄弟だったり会社の上司部下だったり、恋人同士だったりするけれど、初対面の人も多く、そこに繋がりがほとんどない点。で、集められた理由を人狼ゲームをしながら探っていくという内容です。

リアル人狼ゲームということで、吊りを自分たちでやらないといけないというのも、1つのポイントかなと思います。まあ、人狼系の映画やドラマって結構あって、このあたりは一緒ですね。

個人的にはワンシチュエーションでいろいろと考えられていて、楽しめたので☆3としましたが、まあ低評価になるのは仕方ないかなと。低予算映画ってどうしても映像面で弱さや役者の演技の厳しさがあるので、そこでつまらないという評価になりがちなので。

若干、設定がアレなところはありますが、そもそも映画なんで、フィクションなんで・・・、設定がぶっ飛んでないと面白さは無いと個人的には思ってます。

ちょいネタバレありの感想

アイドルが事故死してその原因を作った人を集めてリアル人狼ゲームをし、罪を償わせようとする設定で、これはこれで面白い設定な気がしました。まあ、暴走した素人は何をするかわからないという世の中なので、流石にリアル人狼ゲームをしようと思う人はいないと思いますが、逆恨み的なことは結構起きるかなという感じ。

また低予算でワンシチュエーションに収めようとしていて、いろいろと工夫はされているかなと。例えば投票時に自ら鎖で縛り、鎖の鍵は隣の人が持っているというのは、面白いと思います。普通にやったらみんな逃げようとするわけで、そうなると広い場所が必要だし(狭い空間で追いかけっこしてもね・・・)、話を進めるための仕掛けとしては良いかなと。

このあたりがツッコミどころになっているようですが、そもそも異常な空間なので、異常なことが起きるのは当然。その上、フィクションですから。

正直言うと、そのぐらいの軽い気持ちで見ないと、楽しめないのは間違い無いです。

2作目はリアル人狼ゲーム~戦慄のクラッシュルーム

今作が評価されたからなのか、人狼が流行っていたからなのかはわかりませんが、なんとリアル人狼ゲームには2作目 リアル人狼ゲーム~戦慄のクラッシュルームがあります。内容も設定も全然関係ないですが。

個人的には2作目の方が、うーんという感じで、1作目の方がまだ人狼してたかなとは思います。

人狼系作品の傑作は人狼ゲーム ロストエデン&インフェルノかな

結構人狼系の作品は見ていて、人狼系のYoutubeも見たりしているのですが、映像作品として傑作なのは、人狼ゲーム ロストエデン&インフェルノですね。

ロストエデンはテレビドラマで、人狼ゲーム インフェルノは映画になっており、話がつながっているのでテレビドラマから確実に観て欲しい作品。というか、映画だけ観ても面白さが半減してしまうので。

人狼好きならかなり楽しめると思います。

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