映画 名も無き世界のエンドロール – 序盤でオチまでわかるが新田真剣佑さんと山田杏奈さんの演技が印象的

投稿者: | 2022年12月2日

評価・レビュー

☆4/5

話としては、

自動車整備工として働いていたキダ(岩田剛典)とマコト(新田真剣佑)の元に来た政治家令嬢 リサ(中村アン)に興味を持ったマコトだったが、軽くあしらわれてしまう。諦めきれないマコトは自動車整備工を辞め、金を貯めて新たな人生を歩み、リサに近づくことに成功し、キダの力を借りてプロポーズ大作戦を決行するのだった。

という感じ。

冒頭からオチが読める展開で、かなりわかりやすく作られているのが特徴。なので、個人的にはオチまで確認作業という感じでした。

内容としては☆3なのですが、個人的に今回は俳優の

  • 新田真剣佑さん
  • 山田杏奈さん

がとても良かったので☆4としました。

新田真剣佑さんは、映画 ちはやふるでブレイクした千葉真一さんの息子さん。個人的にラストのシーンの雰囲気がすごく良くて、山田孝之さんを想起させ、今後が気になりました。

また、山田杏奈さんは表情が本当に豊かだなと。もともとはAmazonオリジナル作品のHOMESTAY (ホームステイ)で知り、未来への10カウントにも出演していて、どちらも違った一面があって良かったのですが、本作ではさらにまた違った表情が出てきていて、本当に同一人物か?と疑うほど。メイクなどのあるとは思いますが、それにしても素晴らしいなと個人的に思いました。

という感じで、お二方が好きならおすすめ。また、名もなき世界のエンドロールというタイトルも世界観をうまく表現している綺麗なフレーズで良かったです。

あらすじ

複雑な家庭環境で育ち、さみしさを抱えて生きてきたキダとマコトは幼馴染み。そこに同じ境遇の転校生・ヨッチも加わり、3人は支え合いながら家族よりも大切な仲間となった。しかし20歳の時、ヨッチは2人のもとから突然いなくなってしまう。そんな彼らのもとに、政治家令嬢で、トップモデルのリサが現れる。リサに異常な興味を持ったマコトは、食事に誘うが、全く相手にされない。マコトは仕事を辞めて忽然と姿を消してしまう。2年後。マコトを捜すために裏社会にまで潜り込んだキダは、ようやく再会を果たす。マコトは、リサにふさわしい男になるために、死に物狂いで金を稼いでいた。マコトの執念とその理由を知ったキダは、親友のため命をかけて協力することを誓う。そして、迎えたクリスマス・イブの夜。マコトはキダの力を借りてプロポーズを決行しようとする。しかし実はそれは、日本中を巻き込む“ある壮大な計画”だった–。

アマプラ:名も無き世界のエンドロール

2021年公開。原作は行成薫先生の同名小説。


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