思考をトレースし同じ思考を検出する 共感システム 小説・設定ネタ

投稿者: | 2021年9月14日

電車の中で、みんないろいろなことを考える。

それらをトレースして、ある一定以上おな同じ考えのものが集まったら、代わりに発言してくれる。

例えば静かにしてほしいとか。

赤ちゃんが泣いたとき、静かにしろ!と言おうとしたら、代わりにコンピュータが「気にしなくて良いですよ」と言って、自分のズレを感じることができる。

こうやって個々の思考のズレを検出しつつ、自身の思考のズレを修正することができる。

逆に言えば、思考のズレがその人の個性とも言える気がする。

ここまでが前提条件。

つまり、共感システムによって、例えば人を殺すべきといった結論になった場合、当事者たちはどのように行動するのか?という設定。

共感システムによって言われたら、それが全員の総意であるかのように感じ、例え誰一人殺せと思っていなくても人を殺してしまうのでは?という話。

似たような社会心理学の実験があった気がする。同調圧力みたいな。