Backpack Hero – 斬新なシステムが面白いローグライク鞄構築型RPG

評価・レビュー

☆5/5

Backpack Heroは、鞄にアイテムを詰めて戦うローグライクRPGです。デッキ構築ではなく鞄構築ゲームという感じかなと。

アイテムは、装備品や消耗品、アクセサリなどの種類があり、それぞれ効果があります。

単体で効果のあるものもあれば、配置した周囲に影響を及ぼすアイテムもあるため、アイテムをどう鞄に配置するかがポイントです。

キャラクターは5種類いて、それぞれ違った能力を持っているため、配置の仕方も変わります。

個人的にドハマリしたおすすめゲームです。

Backpack Heroの一番の特徴は、やはりそのプレイ感だと思います。

これまでの個人的にローグライク系のゲームをいろいろとプレイしてきましたが、斬新なシステムがとても良かったです。

ローグライク系だとアイテムの管理で、取捨選択する場面が多くあります。

ただ、基本的には強いアイテムや装備品などを選べば良いだけでした。

しかし、本作ではアイテムの相乗効果があるため、単純に強いアイテムを持っていけば良いというわけでもありません。

また、アイテムは大きさや形がいろいろとあるため、テトリスのようなパズル的な要素もあります。

入手したアイテムを、どう配置して相乗効果を発揮するのか？キャラクター強化を優先するのか？　持ち帰るアイテムを優先するのか？を考えるのが楽しいゲームです。

ローグライクということで、リプレイ性の高さも本作の特徴です。

入手するアイテムがいろいろとあるため、毎回プレイ感は変わりますし、5種類のキャラクターはかなり個性的なので、プレイするキャラクターによって戦略も大きく異なります。

なので、何度もプレイできるというか、何度もプレイしてしまう中毒性があります。

本作で個人的にちょっと気になったのは、ストーリー進行のテンポの悪さです。

ストーリーを進める条件や、キャラクター解放の条件が明示されていないことが多く、途中からプレイしていて不安になることがあります。

このあたりは攻略情報などを見るのが手っ取り早いかなと。

個人的に感じた不満はそのぐらいです。

ゲームシステムとしては非常に出来が良く、かなり良作ゲームだと思います。