鬱で立てなくなった話 精神的にキツかったら辞めた方が良いし、もっと自分を大切にした方が良かったなあと

投稿者: | 2022年6月4日

自分は現在無職で日々ダラダラ過ごしています。そのきっかけになったのは、鬱で立てなくなったためです。

突然気持ち悪くなって立てなくなった

もう3年ぐらい前のことですが、仕事をしている時に急に気持ち悪くなって立てなくなってしまいました。貧血みたいな感じ。

個人的に貧血はたまになるので、最初はそれほど気にしていなかったのですが、度々立てなくなってしまい仕事に支障が出始めました。

自分は人生で2度 顔面神経麻痺になったりもしていることもあったので、何か病気かもしれないと思い病院へ。

いろいろと検査もしたのですが、特に身体的な異常もなく結局精神的なものという結論になりました。

原因はベンチャー企業の心労とダブルワーキング

一番の原因はベンチャー企業で働いていた心労かなと思います。ベンチャー企業の後に働いていた会社の職場自体、離職率が一番高い部署ではあったので風通しが悪かったのもあるかもしれませんが。

ただ一番の問題は新しい職場で働いている時も以前のベンチャー企業の手伝いをしていたこと。そのダブルワーキングが効いていましたね。

で、結果としてそのベンチャー企業とは手を切ることにしました。まあ、雇用されているわけでも無いですし金銭の授受も無いので、そもそも自分が手伝う必要はまったくないのですが・・・人が足りて無くて腐れ縁的なところもあったので。

しかし、手を切ってからもベンチャー企業からの電話攻撃やメール、SNSでの連絡攻撃が激しくて、心に余裕が無くなっていきました。

iPhoneの振動が怖い

その影響で当時は電話、メール、SNSなどを見るのが怖くなり、携帯の通知は全停止していました。iPhoneの振動の音を聞くのが怖かったのを覚えています。

そもそもそのベンチャー社長は、土日も含めて部下の状況を把握し、仕事をさせようとしていたので、土日であっても夜中であっても普通に連絡してくる人でした。で、電話に出ないと怒るんですよね。

さらに連絡が取れないと家に押しかけるタイプの人だったので、当時は家から出るのも恐怖がありました。

そんな状態が少し続き、結果として突然立てなくなったというわけです。

激昂すると手がつけられない社長

それほどの心理的に追い詰められていたのは、やはりベンチャー企業の社長の影響が大きかったです。

以前から、自分が辞めると言ったらこの業界で働けなくしてやるとか、脅迫めいたことはずっと言っていました。

前述したように激昂するタイプで一度怒ると2時間オーバーの説教があります。仕事でミスがあったのであれば、まあ百歩譲ってわかるとして(本来は正しくないけど)、社長自身のミスだったり、勘違いで激昂しても、部下を叱責するタイプの人でした。

まあ、それでもベンチャーとして少しずつうまくいきそうなところもあって、正直言えば将来得られる可能性のある金のために耐えていた感じ。

しかし、今になって思うとその選択や考え方は良くなかったし間違いだったと思います。

その前のベンチャー社長も・・・

実はその前にいたベンチャー企業の社長も違う意味で酷かったんですよね(笑)

顧客から9時〜10時ぐらいに電話が来るので、出社時間を12時から早めた方が良いのではないか?と自分が提案したのですが、それが原因で干されました(笑) 他にもそういった事例がいろいろとありましたね。

後から分かったことだと、社長だけ住宅手当などの様々な補助が出ていましたし、なんかよくわからない愛人と思わしき人が毎月80万ほどもらっていて、何の仕事もせずに数ヶ月で辞めていったりと、怪しさは満点でした。

まあ、そんなこともあって苦労したというか、上司運に恵まれなかったというか、ベンチャー企業なんてそんなものなのかもしれませんけど、良くない環境でずっと働いていたのは間違いありません。

最初は抵抗があった心療内科

気持ち悪くて立てなくなったり、心理的に追い詰められていたこともあって、結局心療内科へ通うことになりました。

心療内科に行くというのは当初少し抵抗がありましたが、結果として今はかなり体調も良くなっていてるので、正しい判断だったんだろうなと思います。

薬も処方され多少心理的にも落ち着いてきてはいたのですが、それでもやはり立てなくなることが度々ありました。

仕事中に眠ってしまう

会社を休むことになった一番の決め手は仕事中に眠ってしまうこと。夜寝ていないのなら原因がわかりやすいのですが、夜もちゃんと寝ているのに昼間仕事中に眠気が押さえきれず寝てしまっていました。

以前、ベンチャー企業で働いていた時に同じような症状の社員がいたこともあり、その症状を自分で認識した時に「ああ、俺はもうダメかなもしれない」と。

気持ち悪くなって立てなくなるのに加えて寝てしまうため仕事が全然進まず、残業時間も部署内で2番目に多かったです。寝てるので実際には寝てしまった分を残業でカバーしていた感じ。

で、最終的に会社を長期休むことになりました。

精神的にキツかったら辞める

で、結局何が言いたかったかというと、精神的にキツかったら転職した方が良いという話。自分はベンチャー企業でずっと働いてきました。

ベンチャー企業の良かった点としては、自分自身の頑張りが会社の業績などに直結していた点かなと。ダイレクトにいろいろなことを感じることができ、必要とされているのを実感できるのは良かったです。大企業だと自分の仕事がどれほど会社に貢献しているのかって、かなりわかりにくいですからね。正直、大企業では誰が辞めてもほぼ影響が無いですから。上の人間だって代わりはいくらでもいるので。

また、いろいろな仕事ができたのは良い経験になりました。営業もやりましたし、事務方もやりましたし、経営計画などの財務にも携わりましたし、知的財産もやりましたし、まあ何でもやりましたね。それも良い経験だったかなと思います。

ただ振り返ってみると、ベンチャー企業で働いていた時に精神的にキツい時期は何回かありました。当然、辞めることも何度も考えてましたし、転職活動をしていた時期もあります。しかし、なんかズルズルとやってしまったんですよね。

まず自分を大切にする

ベンチャー企業だと人がすぐに辞めてしまうのもあって、なかなか辞めにくいというのもありました。

高学歴で頭の良い人が鳴り物入りで入ってきて、よっしゃこれで自分のお役御免だと思ったら即辞めていって、あんだけ大口叩いておいて辞めるのかよと・・・自分勝手すぎるだろうと。正直、何度かそういうことがあって、辞めるに辞めれなかったです。

ただ、それでも無理やり辞めてしまった方が良かったと今では思います。

結局、他の人のしわ寄せが自分に全部来ていたんですよね。自分自身のことについて、もう少し大切に考える必要はあったと思います。

結果として3年以上、無職でダラダラすることになってますからね。

未だにフラッシュバックはあるけど気長に

今後どうするかはわからないですが、少なくとも普通の仕事はできないだろうなとは思っています。

こうやって昔のことを書いたり思い出したりすると、結構気持ち悪くなることもありますし、いろいろなことがきっかけでフラッシュバックすることもあるので。

まあ、生きているだけで儲けものなんて言葉がありますが、気長にぼんやりしていこうかなとは思っています。

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