孫子曰、兵者国之大事、死生之地、存亡之道。不可不察也。
孫子曰く、兵は国の大事にして、死生の地、存亡の道なり。察せざるべからざるなり。
私的意訳:孫子曰く、兵は国の大事であり、生き死にが大きく関わり、国の存亡に関わるため、よくよく考えて行うべし。
しっかり考える
ここでの兵とは戦争のこと。察とは、つぶさに見る、調査する、検討するという意味で、「ざるべからざるなり」は二重否定になので、しっかり調査・検討せよという意味。
簡単に言えば、
戦争は人の生き死にや国の存亡が関わる重要事項なのでしっかり考えてね
ってこと。
人生には大事なことがある
人生には大事なことがいろいろとあります。パッと思い浮かぶのは、就職とか、転職とか、結婚とかでしょうか。そのような大事を決めるときには、しっかり調査・検討してするべきと考えると、孫子の言葉も理解しやすい気がします。
この言葉は当たり前のようなことに感じます。しかし、未だにブラック企業に就職して体を壊してしまったり、不倫されて離婚してしまったりと、思い描いていた未来とは異なった結果になる事例が後を絶ちません。
それほど、実践するのは難しいと言えますね。
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※本内容は個人的に調べてまとめたものです。一般的な内容とは若干異なる点があることをご了承ください。