三国志大戦のプレイを無料にしたら、ゲームセンターは復興するのか?

投稿者: | 2020年12月4日

斜陽の文化 ゲームセンター

最近、コロナウイルスの影響もあって、閉店するゲームセンターが増えている気がします。

個人的に三国志大戦というアーケードゲームが好きで、結構プレイしているのですが、近い将来、ゲームセンターが無くなっていき、プレイできる環境も少なくなっていくだろうなと思います。

ファミコンが登場し、ゲームが家でできる時代になり、ゲームセンターでゲームをプレイする人というのは減ってきているので、斜陽の文化なのかもしれません。

ただ、三国志大戦をはじめ、戦場の絆星と翼のパラドクスなど、アーケードだからこそできるゲームというのもあります。個人的には、ゲームセンターでしかできないゲームがもっと盛り上がってくれればなあと考えています。

そこで、ゲームセンターが再び復活できるのか?について、ちょっと考えてみました。

ゲームセンターの欠点 お金がかかる

ゲームセンターの最大の欠点は、やはりお金がかかることでしょう。三国志大戦の場合、1プレイ200円で、コンテニュー2回分で300円です(※料金はわかりやすくするためざっくり書いています)。大体3戦すると30分程度かかります。1時間600円です。

これが高いと感じるか、安いと感じるかは、人それぞれかなと思います。ただ、2時間程度飲みに行けば最低でも3000円ぐらいかかりますし、カラオケだって1時間1000円ぐらいかかりますし、娯楽という意味では、それほど高い数字ではありません。

けれど、家庭用ゲーム機と比べると、コスパが非常に悪いことがわかります。ゲームがまったく違うものですので、本来比べることはできません。しかし、実際には、コスパはゲームをプレイする人の中で重要なポイントになります。

RPGなどが一番わかりやすいですが、平均クリア時間が書かれているのは、それが理由です。6000円払って30時間遊べるならば、1時間200円なわけです。コスパが良いですね。

つまり家庭用ゲーム機のゲームに比べると、ゲームセンターで遊ぶにはお金がかかるのが、大きなデメリットなのです。

これは個人的な話ではありますが、若かった時はあまりお金が無く、三国志大戦が好きでしたが、あまりプレイできないというジレンマがありました。

コスパ最強 無料でプレイできるソシャゲ

コスパという観点で考えると、ゲーム業界に大きな影響を与えたのがソシャゲの登場でしょう。

基本プレイ無料というのは、コスパ重視のゲーマーにとって圧倒的な魅力でした。

実際に、ソシャゲをプレイする人はあっという間に増え、今やゲームジャンルの1つと言っても良いでしょう。

ソシャゲのモデルは、ガチャという課金です。

ゲームを有利に進めるには強いキャラクターや武器がたくさん必要です。強いキャラクターや武器を手に入れるには、課金してガチャをする必要があります。ガチャは運要素があるため、射幸心を煽る側面があり、いわゆるギャンブルのような感覚があります。そのため、課金が止められないという人も続出しています。

新たな無料ゲーム時代 LOLの登場

日本では無料ゲームというとソシャゲですが、世界で無料ゲームと言えば、LOL(League of Legends)などのゲームモデルがあります。

LOLは、MOBAというゲームジャンルを生み出し、全世界でもっともサーバ同時接続数が多いと言われていたゲームです(※現在はわかりませんが、当時は同時接続300万人とも言われていました)。

LOLは無料でゲームができます。課金はありますが、課金をしたからと言ってキャラクターが強くなることはありません。あくまで、自身のプレイヤースキルによって対戦します。課金は、一部のキャラクターを購入したり、衣装を購入したりするときに発生します。キャラクターについては時間はかかりますが、無課金でもほとんどのキャラクターが手に入ります。

海外の無料ゲームの多くは、このシステムを採用しています。この手の海外ゲームでは、近年シーズンパスやDLCと言った追加コンテンツでの課金も導入されましたが、基本的には課金によってキャラクターが強くなるということはありません。

日本のソシャゲとは正反対による無料ゲームのアプローチですね。日本のゲームでも、同じようなチャレンジをしているゲームがありましたが、その多くは失敗し、2020年現在も主軸はソシャゲです。

新しいゲームセンターの形

ここまで紹介したゲームのモデルを、もしゲームセンターに取り入れたらどうなるでしょうか?

個人的にゲームセンター復活のきっかけになるのでは?と考えています。

実は、三国志大戦はTCG要素があるため、日本のソシャゲとLOLのような課金モデルのハイブリット型にできる数少ないアーケードゲームです。ハイブリッドにするとどうなるか、ちょっと考えてみましょう。

ゲームプレイは無料

まず、ゲームプレイは無料にします。どれだけプレイしても無料です。現在のゲームセンターでは、ゲームプレイでお金を儲けるという仕組みなので、大きなビジネスモデルの転換になります。

ゲームプレイが無料になれば、もともとゲーム自体は面白いので、圧倒的に人が集まります。プレイ人口が増えれば、それだけお金を落としてくれる人が増えるというわけです。

では、どこで儲けるのか?

まずはガシャでしょう。

カードはガシャで入手

日本のソシャゲは圧倒的な利益率を誇っています。ソシャゲの大手は、一等地の高層ビルにオフィスを構え、恐ろしく儲かっています。

今でこそ落ち着いていますが、もっとも儲かった時期で、社員一人頭1年で2億稼いでいた時期もありました。

その儲けの仕組みをそのまま導入するわけです。

三国志大戦で言えば、今はゲームプレイ後にカード入手というシステムですが、完全に武将カードをガシャでゲットするシステムに変更するわけです。

三国志大戦では、他にもトレード後にカード印刷する場合や綺羅印刷、副将器を揃えた後に印刷、ゲームのリプレイダウンロードなど、追加で課金されるシステムがあります。それもそのまま引き継げるわけです。

ゲームプレイは無料ですが、対戦に勝つことを考えれば、様々なカードが必要になります。アップデートで昔のカードが強くなったり、カード追加もありますので、ガシャはずっと続けられます。ほぼ無限に。

人が集まれば広告モデルも導入可能

ゲームプレイが無料になれば、多くの人が集まるでしょう。そうなれば、そこで広告モデルを採用することもできます。

もしくは、ラウンジなどを作ってしまうのもアリかもしれません。そこでの収益もゲームセンターの儲けになるでしょう。

少なくとも、今の斜陽と言われるゲームセンターが大きくその形を変え、人気のスポットになる可能性は高いです。

三国志大戦を例にしましたが、戦場の絆などでも同じようにできると思います。

また、無料で遊べるスポットというのは、とても大きく、デートに使っても良いわけです。今、無料で遊べる場所ってほとんど無いですからね。他の追随を許さない地位を築くことができるでしょう。

最後に現実的な話

個人的に三国志大戦というゲームは、もっとも素晴らしいストラテジーゲームだと思っています。過去一面白いです。

ですので、もっと三国志大戦をプレイしてくれる人が増えたらと思っていますが、実際にはゲームセンターが縮小していくのに合わせて、プレイできるところも減っていくでしょう。あと何年持つかというレベルだと思っています。

また、ゲームセンターには個人的に様々な思い出もあり、ずっと残っていてほしいなと思っている場所です。ですので、こんな夢のような話を考えてみました。

現実的に考えると、VRで良くない?って話なので、ゲームセンターは無くなるでしょうね。

正直、VRが今後増える前に、ゲームセンターでゲームプレイ無料の時代が来たら、嬉しいなとは思います。そうすれば、もう一度、ゲームセンターが盛り上がる時期が来るかもしれないからです。

ということで、次の三国志大戦、または戦国大戦かもしれませんが、VRになるでしょうという予言をして筆を置こうと思います。