呪術廻戦 マンガレビュー 王道バトルマンガ

投稿者: | 2021年6月20日

呪術廻戦とは

呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)は超人的な身体能力を持つ虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)が、呪物「宿儺の指」を飲み込み両面宿儺の器となってしまい、人間の負の思いから生まれた呪いを祓う呪術師となって、呪いと戦っていくバトル系マンガ。

芥見 下々(あくたみ げげ)先生作品。2018年からジャンプで連載し2021年6月現在連載中。アニメ化もされた大人気マンガ。

評価

☆5/5

いわゆるジャンプの王道系バトルマンガ。呪い自身が形あるモンスターとして登場し、人間を脅かす存在になっていて、それを呪術という能力を使って呪術師たちが祓うという構図。

呪術には様々なパターンがあり、式神のような定番のものから、血を操るものなどいろいろなパターンがあります。ジョジョで言えばスタンド能力的な感じ。単純に必殺技よろしくって感じではなく、それぞれの能力を活かしながら、戦っていくのが特徴です。

設定で自身の呪術を相手に話すことで能力がアップするというのがありますが、個人的にふと岡田芽武先生のシャドウスキルが頭をよぎりました。

個人的に本作が結構すごいなと思ったのは、結構仲間が死んでしまう点。これは結構ジャンプ系に限らず少年マンガ系では少ない気がします。ですので、少し大人向けなのかもと感じました。

過去のジャンプマンガのバトル系が好きなら、確実に楽しめる作品だと思います。ふと、ここ数年のジャンプってかなりクオリティの高いマンガが増えたような気もしますね。

まだ話は継続中ではありますが、区切りが結構ちゃんとしていて、あんまりご都合主義でみんな助かる的なところがなく、その手のマンガに飽きてしまった人にもおすすめ。

最初はそこまでの面白さを感じなくて、50話ぐらいかなあ、いろいろと設定が見えてくると面白さが増してきます。というか、設定をこねくり回す系が好きなら絶対楽しめるでしょう。

少し心配なのは、最新話で説明的な話が結構多くなってしまった点かなと。このあたりは賛否でそうな感じです。かまいたちの山内さんもおすすめしてましたね。


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