逆転裁判〜その「真実」、異議あり!〜 アニメレビュー

投稿者: | 2021年5月29日

逆転裁判〜その「真実」、異議あり!〜 とは

逆転裁判〜その「真実」、異議あり!〜は、ゲーム逆転裁判のアニメ化作品。新米弁護士の主人公 成歩堂龍一が、証拠を探しながら不利な状況の裁判を逆転していくという物語。コメディタッチのミステリ・サスペンスアニメ。

異議あり!というフレーズは、ゲーム 逆転裁判から流行ったセリフかなと思います。それほど影響力があったゲームでしたね。

アニメではゲームのストーリーをなぞらえて、ほぼ同じ内容で進んでいきますので、原作に忠実と言えば忠実と言えます。ですので、ゲームをプレイした人ならニヤニヤしながら楽しく見れるアニメかなと思います。

逆に、ゲームを知らないと雰囲気や世界観が受け付けない人もいるように思います。

本作はミステリ的な要素もあるのが特徴。ある程度、推理しながら見ることもできるので、ミステリ好きなら結構楽しめると思います。トリックというよりは、様々な証拠から矛盾点を推理するというタイプで犯人探しという感じではありません。また、もともと子どもでも遊べるように作られたゲームが原作になっているので推理はそれほど難しくないため、そのあたりは好みが出るかも。

2021年5月現在で、シーズン2まで公開されています。

第1期(シーズン1)評価

☆4/5

シーズン1はゲーム 逆転裁判1と逆転裁判2のエピソードのアニメ化。ゲームとアニメでは違う点はいくつかありますが、ほぼゲームに沿っているので、違和感はそれほど感じないと思います。

また第13話「逆転の約束」はアニメオリジナルの内容になっています。

最初のアニメ化でゲームの雰囲気をかなり意識していることもあり、若干シーンとのつなぎにぶつ切り感はあります。

ただ、1話見始めるとついつい続けてみちゃいますね。とても面白かったです。2016年公開作品。


第2期(シーズン2)評価

☆5/5

シーズン2はゲーム 逆転裁判3のエピソードのアニメ化。話数と実際のゲームでの進行は入れ子になっている部分や展開に多少違いもありますが、基本的にゲーム内容を再現しています。

第6話「届け逆転のメロディ」、第10話 – 第12話「逆転特急、北へ」はアニメオリジナル作品。

第2期は2018年で、第1期よりもシーンのつながりがうまくなっているように思いました。結構アニメの第2期作品って、クオリティが落ちることが多いですが、逆転裁判〜その「真実」、異議あり!〜は逆にクオリティが上がっていると思います。ゲームの3作品目のアニメ化ということあって、いろいろとこなれているというのもあるかもしれませんね。


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