ゲームバイオミュータントアクションは楽しいが、ゲームシステムとストーリーのボリュームが多すぎる感あり

評価・レビュー

☆4/5

オープンワールド系3DアクションRPG。剣や銃などに加えてミュータントの特殊能力を使い、敵を倒していくタイプ。キャラクターカスタマイズだけでなく、武器もカスタマイズできるのが特徴。

またアクションも結構多彩で楽しめました。ただ、少し要素が多すぎて、チュートリアルが長すぎるかなという印象。やりこみ要素は高いと思います。

2021年5月25日にPS4、XBOne、2021年5月26日にSteam版がリリース。自分はPS4のPSプラスプレミアムに加入し、ゲームトライアルでプレイ。

キャラクターメイクでは見た目だけでなく、職業や能力値をいろいろと変更できます。ですので、自分好みのキャラクターを作れるのが特徴です。

また、武器の種類だけでなく、武器自体のカスタマイズもできるので、自分なりの武器を作ることが可能。

そのあたりの自由度は高いなと思いました。

二刀流ができたり、混紡のような武器があったりと武器の種類も多く、さらに銃もあって、そこにコンボも加わってくるので、アクションがかなり多彩で楽しいです。

ある程度攻撃はホーミングもしてくれるので、アクションゲームが苦手でも攻撃が当たりやすいですし、ピョンピョン跳ねたり転がったりしながら戦うのは良かったです。

選択肢によって、主人公が善と悪の2つを行き来します。また、どこの陣営に属するかといった大きな選択肢もあって、それによって話が変わってきます。

世界観もかなり作り込まれていますが、その分、説明も多いかなあと。

また、主人公はしゃべらず、語りによっていろいろと説明されていくので、そのあたりは多少好みはあるかも。

本作、様々な要素がてんこ盛りで、自分好みにカスタマイズして強くなっていくのが楽しいゲームかなと思います。

ただ、そこにたどり着くまでが長いなと。

自分は1時間ちょっとプレイしましたが、その段階でも全部のシステムの説明がありません。つまり、チュートリアルの途中というわけです。1時間もチュートリアルが続いているというのは、流石に厳しいかなと。

当然、このチュートリアル中にストーリーの説明もがっつり入ってきます。結構サクサク飛ばしましたが、とにかく分量が多いです。

個人的にアクションはかなり楽しめたのですが、その楽しいアクションは1時間ちょっとプレイしてもあまり遊べません。

これが本作の評価が低くなりがちな点かなと。つまり、ストーリー重視のゲームなのか、やりこみ重視のゲームなのかが、分かりづらいというか、二兎を追う者は一兎をも得ず的になってしまっているんですよね。

やり込みたい人はがっつりしたストーリーは必要ないですし、ストーリー重視の人はここまで複雑なゲームシステムは求めていないという話。

つまり、ストーリー重視かつやり込み要素が欲しいという人だけが楽しめるゲームなわけです。ゲームとしてのクオリティはとても高いのですが、そこが惜しいところ。

あとチュートリアル中に普通に死んでしまいました。このあたりも、もう少し考えて欲しかったかなと。自分はそれも含めて楽しめましたが、たぶんそこで断念してしまった人もいるかと思います。なにせチュートリアルですから。。。

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