東方人狼噺攻略私的メモ

東方人狼噺の個人的攻略メモです。

東方人狼噺と通常人狼の違い

東方人狼噺と通常人狼の最大の違いは騙し合いが無いという点。具体的に言えば、東方人狼噺の場合CO（カミングアウト）の際に占い師が1人しか出なければ占い師が確定するということです。

通常の人狼では最初のCOで占い師に1人しか出ない場合でも、少し経ってから占い師が出ることもありますし、玄人の人狼では潜伏占い師という戦い方もあります。

もう１つの違いは、すべてのコントロールを自分でできる点。通常の人狼では吊り先や占い先、騎士の護衛先などを自分1人で決めることはできません。吊り先は多数決ですし、占い先や騎士の護衛先はそれぞれの役職に委ねられるか、話し合いなどの流れでき決まります。ですので、そこには人狼側の意図も入ってくるわけです。

しかし、東方人狼噺ではそれが一切無いので、論理的に人狼を詰めていくことが可能です。感覚的には正体隠匿系ゲームではなくパズルゲームという感じ。そこが攻略のポイントでもあります。

前述のポイントを踏まえると、攻略で最初にすべきはすべての役職のCOをすることです。

最初に全役職のCOをするメリットとしては、

があります。

前述したように本作は通常の人狼と異なり、COした後に役職が出てくることはありません。ですので、役職で騎士が1人でCO後に騎士が1人しか出なければ騎士が確定します。

確定役職がどのぐらい生み出せるかは運もありますが、少なくとも白確（村人側確定）が増えるのは大きいです。

本作では画面の上部に役職が表示されています。難易度が上がった特殊な村では役職隠しもありますが、基本の難易度では役職がすべて表示されているので、すべてのCOをした段階で、人外が役職にいるのか、潜伏しているのかを判断することが可能です。

またその数も把握できるため、占い先や処刑先を決めるのに役立ちます。

後からCOの場合、初日に処刑したキャラが役職持ちだったなんてことがあります。通常の人狼では、役職が隠れていることで駆け引きが生まれたりしますが、本作ではそのようなことは無いので、役職持ちを処刑してしまうのは非効率です。

また、後からCOだと出てきた役職の人が本物かどうかを判断するのはかなり難易度が高いと思います。通常の人狼だと論理矛盾を突いたり、表情や喋り方など、いろいろと指摘したり揺さぶりをかけることができますが、本作ではそれができないため、判断基準が占い師ぐらいしかありません。

結局、役職の真贋を判断することになるのであれば、初日に全役職を出してしまって判断した方が効率的です。

これは通常の人狼と一緒ですね。本作では右下に縄の数が書かれています。縄とは残り何回処刑できるかの数字です。

3縄と書いてあれば、基本的には3回処刑のターンがあるということ。例外として狐や猫又（いわゆる狩人的な役職）があるので、縄の数が変化する場合もありますが、ほぼ処刑の数の指針にして問題ないと思います。

縄の数を見なくても人狼を詰めていけますが、運の要素もあるのでゲーム中盤以降は縄の数に注意しておいた方が良いです。

また役職に狐がいる場合、早々に人狼を吊ってしまうと狐が生き残って勝利してしまうので、人狼とわかっていても敢えて吊るのを遅らせる必要があります。その際にも残り縄数を確認しながら進めてください。このあたりは通常の人狼と一緒です。

個人的にやっている攻略の流れをざっくり紹介します。

ゲームが開始したら、すべての役職のCOをしてください。

今回のケースでは、猫又が1人だったので猫又確定です。

役職は共共騎占占霊猫の7人、人外は狂狂狼狼狼狐で全6人で、出てきた役職の人数が11人。11人-7人=4人なので、潜伏している人外が2人いることになります。

今回のケースでは占い師が2人いるので初日に占った人をそれぞれ占わせ、同じ占い結果になった2人が真占いです。

人外に狐がいるのと役職確定を優先したいので、処刑は村人から行っていきます。人外が2人いるので1/2の確率で人外が吊れると考えると効率的かなという判断です。人外がすべて役職にいるなら役職ローラーが良いと思います。

今回騎士が2名出ましたので、それぞれ別の占い師を守らせます。ガードが成功したら真の可能性が高いですが、念の為、占い師で相互占いさせておくのが良いかなと。

また、片方の騎士が噛まれてしまったら、生き残った方は確実に人外なので処刑しておきます。

あとは真占い師を確定させつつ、占いで狐をあぶり出していき、残り縄を考えながら人狼を見つけていくという感じです。

状況は毎回変わるので、確定の攻略パターンというのはありませんが、少なくとも確定役職を生み出して、1つ1つ論理的に積み上げていけば通常モードはほぼ問題無くクリアできると思います。