真犯人フラグ ドラマレビュー このドラマ面白い?面白くない? どっち?

投稿者: | 2022年3月18日

評価

☆5/5

様々な評価があると思いますが、個人的には横浜北警察署の阿久津浩二刑事(渋川清彦)のキャラクターがめちゃくちゃ良すぎて、それだけ☆5かなと。

最初は白黒はっきりさせたい刑事的な感じでちょっとウザいと思ったのですが、話数が進むにしたがって「どっち?」のセリフを聞きたくなり、次はどんな二択を迫って来るのかが楽しみになっている自分がいました。そして、ついつい日常会話でも使ってしまうという・・・。

作品だけの評価だと☆4という感じで、ミステリ作品として面白かったです。ただ、やっぱり本作は刑事に尽きるなと。

また2クール 全20話という日本では珍しく長編ということもあって、若干全話観るのが大変です。

話としては

妻と娘、息子の4人で幸せに暮らしていた相良凌介(西島秀俊)が、いつもどおり家に帰ると妻と子どもたちが居なくなっていた。まあ、映画でも観に行ったんだろうと思い、うとうとと眠ってしまったのだが、起きても妻と子どもは帰って来なかった・・・。行方不明として警察に届ける一方で、独自に家族の捜索を進めていくが、徐々に自分が知らなかった家族の過去や秘密を知ってしまうことになる。家族はなぜ失踪したのか? 誘拐されたのか? それとも・・・。

みたいな感じ。

真犯人フラグというタイトルの通り、登場人物たちが犯人っぽいフラグを立てまくり、観ている側を混乱させるのが特徴。

2クールの前半は様々な可能性が頭の中を駆け巡らせるパート。後半は真相編と題して様々な可能性を1つ1つ潰していき、真相に近づいていくという流れです。

企画・原案が秋元康さんなんですね。また、2019年に放送された 同様の2クールドラマ あなたの番ですの制作陣が再集結したそうです。あなたの番ですは観てないので機会があれば観てみようかなと思いました。


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