現状の立法の問題点は追跡調査・精査が無いことなのかも

投稿者: | 2023年9月12日

あくまで個人的な考えをつらつらと書いたものです。

当事者置き去りのLGBT理解増進法

少し前ですが、LGBT理解増進法が可決され施行されました。LGBT理解増進法の正式名称は「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律」です。長っ。

で、この法律については、LGBTQの当事者の方たちの中にも反対が多く、当事者を置き去りにするという、一体誰のための法律なのか良くわからないものでした。

当然、賛成するLGBTQの方もいらっしゃるでしょう。ただ、SNSを見る限りでは、法律を作ることが目的になってしまっている感があり、もっと議論すべきだという意見が多かったように思います。

忘れされてしまったLGBT理解増進法

施行されてからは、この法案に関するような事件が発生して、ニュースを賑わせていましたが、数ヶ月経った現在、まったくもってこの話はされなくなってしまいました。

うーん、あの熱狂は一体何だったんだろうと思うぐらいに。

まあ、実際には今後、問題が起きたら改めて盛り上がる内容なんだろうなとは思います。

ただ、個人的にちょっと考えたのは、何で当事者無視の法律がこうバンバンできてしまうのかなと。

以前、農業問題でも当事者の意見が完全に置き去りにされ、成立が見送りになったものもありましたよね。

法律って一体だれのためにあるのかなと思わざるを得ません。

政治家の実績作りになっている感

政治家の方たちからすれば、自分の実績になるので、何としても法案を通したいというのはあるんでしょうけど。

あと法律を作ったんだから、問題は解決したと思っているのかも知れません。実際には、法律があっても問題は解決しないと思うのですが、まあ目に見えて形になっているということに政治家の方たちは意義を感じているというか、それが実績なんだろうなと。

だから、例えばAV新法なんかについては、当事者無視の上に、その後にいろいろと問題が発生しても、政治家の方たちは完全無視でしたよね。

自分たちの仕事は法律を作った時点で終わりだと。それ以後のトラブルは知らんというわけです。

立法の際には追跡調査・精査が必要では?

で、タイトルの話。

結局、投げっぱなしジャーマンよろしく法律を作るだけでは意味がないと個人的に思っているので、その後の追跡調査・精査が必要なんじゃないかあと。

それを事件が起きて、裁判でどうこうという話ではなくて、何がどう変化したのかを情報発信していく必要があるのでは?と個人的に思っています。

というのも、LGBT理解増進法については、新たな利権が生まれるという指摘をSNSで発信している方がいました。

確かにその可能性は高いだろうなと思います。

だからこそ、追跡調査・精査が必要なのではないかというわけです。

立法前と後で、仕組みがどう変わり、お金がどう動くのかを公表した方が良いのかなと。いわゆる監視的なことが必要という話でもあります。

監視は市民やメディアには難しい

これを市民やメディアの監視に委ねるということも可能なのですが、実際には難しいでしょう。

市民は日本の歴史的にみてもかなりの重税で生活がカツカツの状態。無敵の人じゃないかぎり、そのような監視は難しいと言わざるを得ません。

また、住民監査請求という方法についても、ちゃんと機能しているとは言えないでしょう。なぜなら、住民監査請求の監査をする人間がそもそも官公庁の人間だからです。

本来であれば第三者にすべきなのに、なぜ身内に関係している案件を身内が監査するのでしょうか。まったくもって意味不明ですが、それが現実で住民監査請求はなかなか通らない状況です。

メディアについては、すでに信用度がガタ落ち。散々これまでやってきた偏向報道やヤラセなど、自ら墓穴をほっています。さらに言えば、営利企業なので利益が見込めない、真のジャーナリズムのような活動は、後回しになるのは当然です。

NHKを解体して新たな組織を立ち上げるのが良いと思う

理想的にはNHKがやるべきなのですが、国民から金をとって贅沢することしか考えていない組織になってしまっています。スポンサーがないNHKだからこそ、不正には敢然と立ち向かって欲しいところですが、国会の答弁を見ている限りでは、政治家とズブズブの関係になっているのは明らか。正直、1回解体すべきでしょう。

解体した上で、国民のためのメディアを立ち上げたほうが良いのではないか?と個人的には思っています。

解体しなくてもできるのでは?という話もありますが、個人的には1回解体すべきだろうと。

というのも、NHKの目的は国民に広く公共放送を提供することです。しかし、現状、もはやその必要性は無くなりつつあります。

NHKがネット接続者に課金しようとしているのも、この理念があるからです。というか、理念にかこつけて国民から金を搾り取ろうとしているだけですが・・・。

だから、1回解体して目的を改めて作ったほうが良いというのが個人的な考え。

新しい組織で、新しい人達によって、新しい放送局、政治や教育に特化した放送局を作っても良いのかなと。

新しい組織が政治や企業の不正をズバズバ追求し、国民が知りたいことを徹底的に調査し公表する、もちろん国民の目が届かないような事案についても調査し公表する、当然国の言うことは聞かない、そんな組織ができたら、ほんの少しだけ社会に希望が持てるじゃないかなって思ったりしました。

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