映画 機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島 – 個人的には楽しめたけどニッチすぎる

投稿者: | 2022年11月17日

評価・レビュー

☆3/5

いわゆる初代ガンダムと呼ばれるアニメシリーズで放送されたククルス・ドアンの島という話の映画版。

初代ガンダムをある程度知らないと、そもそも登場人物がわからんし、何をしているのかもわからんので、初代ガンダムが好きな世代向けの作品ですね。

話としては、ククルス・ドアンの島のジオン掃討にホワイトベースが派遣されたら、現地でいろいろとあったよ的な感じ。

戦闘シーンはなかなかにかっこよかったですが、好きな人向けの作品かなという印象。

初代リバイバルじゃだめのかな

個人的にですが、そもそもなぜにククルス・ドアンの島だったのかなと。ぶっちゃけ、初代を今風にリバイバルした方が良い気がしてるんですよね。

逆シャア以降の話をフォーカスしていくプロジェクト UC NexT 0100があるので、ククルス・ドアンの島ではなくて初代全体を改めて作り直したほうが良いのかなとか。ガンダムの起源の話ですし、UC NexT 0100を楽しむ上で、今初代を見るのは結構キツいと思うんですよね、新しい世代にとっては。ツッコミどころが多いですし。

まあ、いろいろとあるんでしょうけど、個人的に初代のリバイバルは観たいなあとは思ってます。

閃光のハサウェイが良すぎた

最近のガンダム映画というと閃光のハサウェイがあり、どうしても比べてしまうところがあるかなあと。

閃光のハサウェイがぶっちゃけ良すぎたんですよね。だから、ククルス・ドアンの島がニッチに感じてしまったようにも思います。

もちろんテーマとしては素晴らしいですし話も面白いのですが、やはり初代シリーズの中の1話であって、ククルス・ドアンの島だけを観て何かを感じるというのは難しいのかなと。一連の話の中にあるからこそ、輝く話だとも思います。

あらすじ

ジャブローでの防衛戦を耐えきった地球連邦軍は勢いのままにジオン地球進攻軍本拠地のオデッサを攻略すべく大反攻作戦に打って出た。アムロ達の乗るホワイトベースは作戦前の最後の補給を受ける為にベルファストへ向け航行。そんな中ホワイトベースにある任務が言い渡される。無人島、通称「帰らずの島」の残敵掃討任務。残置諜者の捜索に乗り出すアムロ達であったが、そこで見たのは、いるはずのない子供たちと一機のザクであった。戦闘の中でガンダムを失ったアムロは、ククルス・ドアンと名乗る男と出会う。島の秘密を暴き、アムロは再びガンダムを見つけて無事脱出できるのか…?(C) 創通・サンライズ

アマプラ:機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島

2022年作品。


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