映画 ナックルガール – 日本俳優 x 韓国制作で雰囲気が日本の作品とは違うのが良くもあり、少し違和感もある

投稿者: | 2023年11月2日

評価・レビュー

☆5/4

女性ボクサーとして順調に勝ち進んでいた蘭だったが、突然妹が車の爆発自殺で亡くなったことを知らされる。遺体を確認したところ、妹の特徴的な八重歯が無く遺体は別人だと確信するが、DNA鑑定でも妹だと断定され、警察には相手にしてもらえなかった。しかし、蘭は諦めず調べていくと地下格闘技を運営する闇の組織が判明し、蘭は妹を取り戻すため地下格闘技に参加することになるのだった・・・。

みたいな話。Amazonオリジナル作品。

主演はモデルで、グラビアイドル、女優もしている三吉彩花さん。黒髪の透明感のある雰囲気が特徴的でしたが、本作では神を染め、気の強い役で印象がガラリと変わっていてよかったです。

原作は読んでないのですが、ハマっている感じを受けました。

格闘物ではありますが、アクションは結構普通めかな。話としてはわかりやすくてエンタメ作品としては普通な印象です。

また、所々でちょっと気になるところはありますが、三吉彩花さんの好演で☆4というのが個人的な評価。なので、三吉彩花さんが好きならおすすめ。

昔の恋人役に前田公輝さん

昔の恋人役は前田公輝さん。最初、どこかで見たことあるなあと思ったら、ドラマ 凍牌の主人公 ケイを演じている人でした。

最近はドラマとか舞台で活躍されているみたいですね。

敵役に伊藤英明さん、窪塚洋介さん

伊藤英明さんはまんまなのですぐに気づいたのですが、もう1人の敵役が見たことあるなあと思いつつ誰か分からず。

調べてみたら窪塚洋介さんでした。

言われてみるとああ確かにという感じ。

若いときのインパクトが強すぎて、歳をとった影響なのか落ち着いた雰囲気が結構でていて、逆に気づきにくかったです。

という感じで、なかなかな俳優陣を揃えているなあと感じました。

ちょいネタバレあり感想

ここからはちょっと個人的に気になった点などを少しネタバレありで書いていきます。

本作は日本の俳優 x 韓国のクリエイターというタッグで作成されていて、映画の雰囲気は確かに日本の作品とは結構違うなと感じました。

韓国ドラマとか韓国映画の雰囲気が好きなら、結構馴染みやすいと思います。

ただ、韓国のクリエイターの影響なのか、若干セリフが浮き気味です。

口とかとセリフが合ってないというか。それが結構出てきます。

僅かな差なので、おかしいというよりは、ちょっと違和感を感じるというレベル。

俳優さんは日本人なので日本語がおかしいわけではないです。なので、制作の問題かなと。

海外の作品とかで日本語のシーンだとたまにありますよね。そういうやつです。

あと、タイトルがナックルガールなのですが、あんまりナックル感は無いのも個人的には少し寂しかったかなと。

途中で絞め技とかも出てくるので、それはナックルガールではないだろうと。

一応、冒頭で総合格闘技とかどう?みたいな話が前フリにはなっているのですが、タイトルはナックルガールなので、もっとナックル感あっても良かったかなと。

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