ドラマ 韓国版 リーガルハイ 原作へのリスペクトを感じる良作リメイク

投稿者: | 2022年9月8日

評価・レビュー

☆4/5

無敗の弁護士 古美門研介(堺雅人)と正義感の強い新米弁護士 黛真知子(新垣結衣)のコンビによるコメディ法廷ドラマ リーガルハイの韓国版 リメイク作品。

アマプラで見かけて見始めたら予想以上に良かったので最後まで見てしまいました。また、サクサク見れたのは1話が30分程度になっているのもありますね。

ストーリーの主軸は日本版のリーガルハイが元になっていて、それを韓国ドラマ風にアレンジされています。ですので、あーこんなシーンあったなあと懐かしい感じで見れたのも良かったですし、韓国ドラマが好きならしっくりくるテイストかなと。

やはり元のリーガルハイの設定やストーリーがとても良くできているのもあって、ドラマとして普通に面白かったです。

主演のチン・グさんが良かった

個人的に最後まで見れたのは、無敗の弁護士 コ・テリムを演じたチン・グさんがとても良かったため。調べてみると、もともとリーガルハイがすごく好きだそうで、演技からもそれをとても感じました。

かなり雰囲気も寄せていますが、堺雅人さんの演技とは違った良さもあって面白かったです。

また、本作を見て感じたのは改めて堺雅人さんって凄いなという点。感情やキャラクターの表現力が半端ないですね、堺雅人さんは。

正義感の強い新米弁護士 ソ・ジェインはソ・ウンスさんが演じていますが、これは少し印象がわかれてしまうかなと。

そりゃあ原作ドラマの方が面白いけど

結構リメイク作品って独自の路線を出しすぎて原作とは全く違う作品になってしまうことがあります。

また、韓国のドラマと日本のドラマって方向性が違うこともあって、リメイクすると雰囲気が変わってしまうことも多いですよね。

本作はストーリーや設定、雰囲気を原作に寄せていますし、演技もかなり意識しているのがわかり、かなり原作へのリスペクトを感じられました。結構、珍しい例なんじゃないかなあと。

個人的にも原作ドラマの方が面白いことには同意ですが、個人的にはこれはこれでアリかなと思いました。

あらすじ

正義感あふれる新人弁護士ソ・ジェインは大手法律事務所B&Gのインターンだ。ある日、幼なじみが殺人罪で捕まってしまい、弁護を引き受けることになる。友人の無実を信じるジェインだが敗訴は確実。そこで、ジェインは業界から“怪物変態”と嫌われる勝訴率100%の弁護士コ・テリムに弁護を依頼する。ところがテリムは巨額の依頼料を請求し依頼を突っぱねる。腹を立てたジェインだが…

アマプラ:リーガル・ハイ

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