ヘビーとジュニアヘビーの違いとプロレスの過酷さ

投稿者: | 2021年10月21日

ヘビーとジュニアヘビーの違い

Youtubeの獣神サンダー・ライガーチャンネルでライガー選手がヘビーとジュニアヘビーの違いについて話していました。

体重の違いで一番大きかったのは、技をかけるのが大変という点。

重さもあるのですが、ヘビー級の選手はジュニアヘビー級の選手と比べて背が高いこともあり、技をかけるまでにかなり体力を使うそうです。

また、体重の違いで差が出ることからウェイトで階級を分けているボクシングを例に出していました。ボクシング以外の総合格闘技でもウェイトで階級を分けていますし、体重差というのは格闘技においてとても大きいことがわかります。

ライガー選手はジュニアヘビーながらヘビーとの対戦も何回かしています。当時、私もとても興奮して見ていました。ただ、やはり相当キツかったとのことです。

一方で現在のヘビー級の選手は昔に比べると体重が極端に重い選手が減ってきているのと、ライガー選手の頃と比べて身長差も少なくなってきているので、戦いやすくなってきているのはないかとのこと。

一応、ヘビー級の規定としては100kg以上であるというのがありますが、近年では100kg無くてもヘビー級として戦っている選手も多く、ヘビー級の規定はあってないような感じになってきています。

そういう意味では確かに昔に比べるとヘビー級とジュニアヘビー級の差は縮まってきていると言えますね。

KENTA選手の凄さと秘密

ジュニアヘビー級の選手でヘビー級の選手と戦いヘビー級のベルトを巻いたことがある選手の代表格の1人といえば、やはりKENTA選手でしょう。

現在は新日本プロレスのバレットクラブでヒールとして戦っていて、2020年の1.5 WRESTLE KINGDOM 14 では衝撃的な展開を演出しました。まさにプロレス史に残るインパクトでしたね。

KENTA選手は新日本に入ったときからすでにヘビー戦線で戦っています。ノア時代にはGHCのベルトも巻いており、その当時からジュニアヘビーでありながらヘビー級で戦っているわけです。

これは個人的にですが、プロレス界全体としてレスラーの体重が落ちてきている感じはあるかなと思います。それに呼応してKENTA選手のようにジュニアヘビーでもヘビー級戦線で戦う選手が出てきたという感じかなと。

そうは言っても公式体重ではヘビー級戦線で最も軽い選手でも10kgも体重差があるのでかなりキツいですよね。

そこでというか、KENTA選手がたどり着いたのが蹴りを主体としたスタイル。前述したように体重差があると技をかけるのが大変です。プロレスの技の多くは相手を持ち上げる必要があるため。しかし、蹴りであれば相手を持ち上げないので体重差を埋めやすくなると言えます。

そうは言っても体重差があると蹴りのダメージも差がかなり出てくるので、厳しいことは間違いないのですが、少しでもその差を縮められる方法の1つと言えると思います。

プロレスの過酷さ

体重差の影響は格闘技においてもかなり大きいのは前述の通り。

しかし、プロレスではヘビー級とジュニアヘビー級しかなく体重差がある試合が結構普通に行われています。

そのような普通ではありえないような体重差の対戦を見ることができ、さらに体重の軽い選手が大柄な選手を倒すというのはプロレスならではですね。また、そんな試合は見るものを惹きつけます。

格闘技では体重差があるから対戦がそもそも実現しませんし、戦ったら体重が重い方が勝つに決まっているというような雰囲気はあります。そこには選手を守る的なこともありますし、無謀な戦いはできないというのもあるかもしれません。

そういう意味ではプロレスというのは体重差を理由にできない数少ない競技であり、とても過酷というのがわかりますね。

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