初めて恋をした日に読む話 ドラマレビュー 不覚にも泣く

投稿者: | 2021年5月29日

初めて恋をした日に読む話とは

東大受験に失敗し、ダラダラと生き30歳になった予備校教師 春見順子が、ピンク頭の高校生 由利匡平と東大を目指す受験恋愛物語。

20年間春見順子を思い続けていた同級生でエリート商社マンの八雲雅志、高校時代に勉強を教えていて教師になった山下一真と由利匡平の3人から好意を寄せられるも、心にシャッターを降ろしてしまった春見順子にはなかなか届かず、東大受験も迫っていて想いが交錯していきます。

果たして由利匡平は東大に合格できるのか? 春見順子が好きな3人の男の運命は?

持田あき先生の同名マンガのドラマ化作品。深田恭子主演、横浜流星さんの出世作。通称はじこい。

評価

☆5/5

元が少女漫画ということもあって、イケメンにモテちゃうというあるある設定ではあるのですが、これがなかなかに面白かったです。

個人的には永山絢斗さん演じる八雲雅志のキャラクターが良くて、最後の方では不覚にも泣いてしまいました。八雲雅志は春見を想いながら、一歩をずっと踏み出せないまま20年経ってしまったというキャラクターなのですが、単純に優柔不断なのではなく、かなり良い人なんですよね。結構、男性なら気持ちがわかるシーンがあって、ちょっとグッとくると思います。

主演の深田恭子さんがハマり役だったと思います。似たようなシチュエーションで、同じく深田恭子主演のドラマ ダメな私に恋してくださいでも役柄がハマっていたのですが、ちょっと抜けたトボけた鈍感キャラクターと深田恭子さんがマッチしている印象です。

結構王道でわかりやすい展開ではあるので、キャラクターに肩入れできるかどうかで評価は分かれそうな気がします。


個人的には終盤八雲雅志にグッときて泣いてしまったので☆5としました。

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