これは個人的に最近富みに感じていることなのですが、今のフェミニズムって何か違和感ないですか?
まあ、少し考えを整理する意味もあって書いてみようかなと思いました。
前提条件
個人的に性について考える時には、あなたは人を好きなのか? それとも性的魅力を好きなのか?で書いたように、「我々は男女という性である前に人間である」という前提条件を置くようにしています。
というか、これが今のフェミニズムに感じている個人的な違和感でもあるのですが・・・。
フェミニズムとは
Wikipediaを引用すると、
フェミニズム(英: feminism)とは、女性解放思想、およびこの思想に基づく社会運動の総称であり[1]、政治制度、文化慣習、社会動向などのもとに生じる性別による格差、性差別に影響されず男女が平等な権利を行使できる社会の実現を目的とする思想または運動である[2][3]。男女同権主義に基づく、女権拡張主義、女性尊重主義である[1][4]。
フェミニズム – Wikipedia
とあります。
その思想についてはとても納得できますね。
最近感じる違和感
これは個人的にですが、なんか男性差別てきな発言だったり考え方をしている方がいるように感じていますが気の所為でしょうか。
前述の引用のように、そもそもフェミニズムって男女同権主義に基づいているわけで、どちらかが差別されるような考え方ってフェミニズムじゃないと思うんですけど、どうなんでしょう。
男性を攻撃することがフェミニズムと勘違いしている人もいますし、なんか女性に優しくすることをフェミニズムと勘違いしている人もいるように感じています。
本来は人間としての権利が平等であることでは?
自分の場合はそもそも冒頭で述べたように「我々は男女という性である前に人間である」ことが前提条件と考えているので、余計に違和感を感じるのかもしれません。
特に男性の方に多いように思いますが、女性に優しくするとか、女性を守るとか、そもそも論としてそれはフェミニズムと逆の思想では?と思うわけです。
なぜならば女性という性だから優しくするとか守るというのは、男性に対する性差別ですよね。
個人的には性によって人間としての権利が得られないことが問題なのでは?と思うのですが、違っているのでしょうか?
また近年では男性というだけで差別したり、男性の意見に同調する女性に対して攻撃したりする人も出てきています。
なぜそんなことになってしまったのでしょうか?
フェミニズムの崩壊原因
これは個人的な推測ですが、フェミニズムがビジネスになってしまったことが原因ではないかと思っています。
そもそもとしてフェミニズムは主義主張なわけです。しかし、そのフェミニズムを利用し、ビジネスをはじめた人たちが現れました。フェミニズムを掲げそれで飯を食べている人たちの登場です。
そして近年では炎上商法によって、それが過激になってきているのかなと。痴漢冤罪なんかもまあビジネス的な側面がありますよね。
フェミニズムによる男女平等社会が目的ではなく、フェミニズムによるお金を稼ぎの方法になってしまったわけです。いわゆる目的と手段が入れ子になってしまったパターン。
そういう意味で金によってフェミニズムは狂ってしまったと言えると思います。
フェミニズムを脱し人間平等へ
これは個人的にですが、そもそもフェミニストが求めるべきことは「人間としての権利が平等であるべき」ということなのでは?と思っています。
そこには当然性による差別も含まれるからです。つまり、フェミニズムを包含した新しい考えへシフトしてしまえば良いのではないかと思っています。
人間平等を主軸に置くと、そもそも女性だから優しくするとか、男性だから差別するといった考え方がおかしいことに気づきます。つまり、人間平等を主軸に置くことでフェミニズムの本来あるべき姿に近づけるのでは?というわけです。
まあ、理想論と現実は違いますし、そもそも現在フェミニズムで飯を喰っている人達にとっては、飯の種が無くなる可能性あるので難しいとは思いますが。