論理哲学論考 感想とレビュー「語ることができないことについては、沈黙するしかない。」
評価・レビュー ☆5/5 ヴィトゲンシュタインによる「論理哲学論考」は、20世紀に新たな哲学の世界を生み出したものの、かなり難解で、捉え方も人それぞれのようです。 特徴的なのは、文章ではあるものの箇条書きに近い感じで、そ… 続きを読む »
評価・レビュー ☆5/5 ヴィトゲンシュタインによる「論理哲学論考」は、20世紀に新たな哲学の世界を生み出したものの、かなり難解で、捉え方も人それぞれのようです。 特徴的なのは、文章ではあるものの箇条書きに近い感じで、そ… 続きを読む »
評価・レビュー ☆4/5 ブッダの言葉である「真理のことば」(ダンマパダ)、「感興のことば」(ウダーナヴァルガ)についての訳と、解説が書かれた書籍。 内容としては、ブッダが良くないと思っている人間の感情を、様々な言葉で徹… 続きを読む »
評価・レビュー ☆5/5 個人的にずっと考えていたことがかなり書かれていて、共感できました。 内容をざっくりいうと、「短期的な利益に惑わされず自分の目標に向かって一歩一歩進んで行けばゴールに着く」という感じ。 個人的に大… 続きを読む »
評価・レビュー ☆4/5 ソクラテスの弁明とは西洋哲学の始祖的なソクラテスが、裁判にかけられた時の弁明をプラトンが書いたもの。 昔自分は、無知の知と学びましたが、現代では少しニュアンスが違っていて、無知の自覚と言われてい… 続きを読む »
評価・レビュー ☆3/5 ざっくりいうとランダム性とフィードバックの連鎖が原因で株価の先は読めない、つまり不確実なので、不確実性を織り込んで株をしましょうという話。 個人的には結構疑問に思ったことが多々あり、うーん?と思… 続きを読む »
評価・レビュー ☆4/5 十八史略とは古代中国から南宋末までの歴史をさらっと通しでまとめられたもの。 ビギナーズ向けということで、解説がわかりやすく、ざっくりと中国の歴史を知るという意味では、とても良いと思いました。 歴… 続きを読む »
評価・レビュー ☆3/5 蒙求(もうぎゅう)は古代中国の偉人や悪人たちを子どもたちが歌って覚えられるようにしたもの。 ただ、名前とその人物を象徴する言葉を繋げたもので、内容自体は詳しくありません。 なので、その注釈を読ん… 続きを読む »
評価・レビュー ☆5/5 老子・荘子 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典は中国諸子百家の老子と荘子を取り上げた初心者向けの本。老子は全体の約半分、荘子はほぼ十分の一程度ですが、時代背景やそれぞれについての解説もあり、老… 続きを読む »
評価・レビュー ☆5/5 墨子(墨翟:ぼくてき)の言葉をとてもわかりやすくまとめた書籍。非常に読みやすくスラスラと読めるのが特徴です。 網羅的というよりは全体感を掴むのにとても良いと思いました。 ビギナーズ・クラシックス… 続きを読む »
評価・レビュー ☆5/5 イノベーションのジレンマを記したクレイトン・クリステンセン氏によるイノベーションを予測して起こすための理論というか、考え方をまとめた書籍。 人は 「片づけるべき仕事(ジョブ)のためにAを雇用(ハ… 続きを読む »
ショーペンハウアーの幸福について (光文社古典新訳文庫)を読んで、個人的にぐっときた言葉のメモです。 世界の捉え方で人生は変わる ひとりひとりが生きる世界は、何よりもまず、その人が世界をどう把握しているかに左右され、それ… 続きを読む »
アラン 幸福論 (岩波文庫)を読んで、感情について考えたことを、つらつらと書いていきます。 アランは楽観主義者として知られていますが、その実践に当たって、微笑むことを重要視しています。例えば、幸福論の中では、 君がほほ笑… 続きを読む »
アラン 幸福論 (岩波文庫)を読んで今を生きる大切さについて考えたことを、つらつらと書いていきます。 アランの幸福論から、過去と未来に対する考え方が面白かったので引用。 われわれが耐えねばならないのは現在だけである。過去… 続きを読む »
アラン 幸福論 (岩波文庫)を読んで幸福になる方法について感じたことを、つらつらと書いていきます。 不幸になるのは何もむずかしくない まずはいくつかアランの幸福に関する言葉を紹介します。 不幸になるのは何もむずかしくない… 続きを読む »
アラン 幸福論 (岩波文庫)を読んで理想的な社会について考えたことを、つらつらと書いていきます。 もっとも賢い人がもっとも巧みに自分をだますことが多い。 もっとも賢い人がもっとも巧みに自分をだますことが多い。自分の大げさ… 続きを読む »
アラン 幸福論 (岩波文庫)を読んで『行動すること』について感じたことを、つらつらと書いていきます。 行動の力は思いのままに自己を正当化してしまう。 行動の力は思いのままに自己を正当化してしまう。なぜなら、この力は心のあ… 続きを読む »
アラン 幸福論 (岩波文庫)を読んで会社組織について感じたことを、つらつらと書いていきます。 現在だけの苦しみなんて無にひとしい 現在だけの苦しみなんて無にひとしい。われわれは痛みを苦しむことよりも痛みを恐れる気持ちの方… 続きを読む »
アラン 幸福論 (岩波文庫)を読んで喜びを蓄える方法について感じたことを、つらつらと書いていきます。 どうしてもよろこびが欲しいというならば、まずよろこびを蓄えておきたまえ。 どうしてもよろこびが欲しいというならば、まず… 続きを読む »
アラン 幸福論 (岩波文庫)を読んで幸福について感じたことを、つらつらと書いていきます。 人は、棚からぼたのように落ちてきた幸福はあまり好まない。 人は、棚からぼたのように落ちてきた幸福はあまり好まない。自分でつくった幸… 続きを読む »
アラン 幸福論 (岩波文庫)を読んで会社組織について感じたことを、つらつらと書いていきます。 仕事というのはすべて、自分が支配者であるかぎりはおもしろいが、支配されるようになると、おもしろくない。 仕事というのはすべて、… 続きを読む »
アラン 幸福論 (岩波文庫)を読んで戦争について感じたことを、つらつらと書いていきます。 幻影を追い求めているあの人たちは、最後にはかならずわれわれを戦争へとみちびくことになる。 幻影を追い求めているあの人たちは、最後に… 続きを読む »
評価・レビュー ☆4/5 全体的に欲や俗世を捨てることを最上としていて、書かれているようなことを実践するのは、現実的には難しいだろうなとは感じました。そもそも論として、山の中に隠棲したとして、どうやって生きていくのか?と… 続きを読む »
評価・レビュー ☆4/5 前のめりに生きたい人には良いかなと思います。全体として、一貫しているのは、アフォメーション(肯定的な言葉による自己暗示)ですね。 つまり、自分自身を自己暗示で変えていくという感じ。 最初に前のめ… 続きを読む »
評価・レビュー ☆4/5 文章からも、筆者本人の自己肯定感の強さを感じることができ、意識高い系の人でガツガツと行動できる人向けの本かなと思いました。 ☆4にした理由が、終盤でスピリチュアルな感じの内容が出てくるため。言わ… 続きを読む »
評価・レビュー ☆4/5 やってみたかったことがあるけれど、あきらめた人や、今やりたいことがあるけれど、挑戦するのは難しいと思っている人におすすめの一冊。 著者はアラフォーにして通信制の芸術大学入学を決意し、仕事や育児と… 続きを読む »
評価・レビュー ☆4/5 小説家 治と病で亡くなってしまう柿緒の恋愛を、主に治視点で描いた小説。単純に2人の物語ではなく、パートごとに、SFのような小説(たぶん、治が書いたもの?)が挿入されているのが特徴です。 第131… 続きを読む »
評価・レビュー ☆4/5 角川ホラー文庫から、傑作短編を集めたオムニバス。収録されている作品は、 です。 個人的に小林泰三先生の人獣細工は以前読んでおり、懐かしさもあって、読んでみました。 短編集ということもあって、全体… 続きを読む »
評価・レビュー ☆5/5 激しい雨の晩に誰にも見られず死体を川に捨てた弁護士 御子柴礼司であったが、後ろ暗い過去があり、優秀な刑事によってすぐに御子柴礼司へ容疑がかかってしまう。しかし、御子柴礼司には鉄壁のアリバイがあっ… 続きを読む »
評価・レビュー ☆5/5 イエール大学の天才をテーマにした講義の書籍化。過去、天才と呼ばれた人々のエピソードを様々な角度から分類し、天才の傾向を探るという内容です。 目次は、 という感じ。 で、かなりの分量があるので、結… 続きを読む »
評価・レビュー ☆4/5 オチが面白い名作短編をマンガ化したオムニバス作品。収録作品は、 です。 個人的に半分ぐらいは原作を読んだことがあったのですが、知らない話も多くて、非常に楽しめました。 オチとしては大どんでん返し… 続きを読む »
評価・レビュー ☆4/5 悪魔公女が生まれるまでの物語を描いたファンタジー小説。最初はスライム的なものから始まり、その後悪魔として成長、そして人間へ転生し、聖女と呼ばれるまでが描かれています。続刊あり。 とりあえず、Ki… 続きを読む »
評価・レビュー ☆5/5 女性をターゲットにした猟奇的連続殺人事件を犯人 蒲生稔、元刑事 樋口や関係者の視点で追ったサスペンス・ホラー。 今しがた読み終わったのですが、カタルシスというか、呆然感が半端ない傑作でした。 結… 続きを読む »
評価・レビュー ☆4/5 山奥で暮らすカルト宗教団体が集団自殺し、その唯一の生存者である少女は、首を斬られた少年に助けられたという記憶があった。首無し聖人伝説のような少女の記憶は正しいのか、それとも事件の真相は別にあるの… 続きを読む »
評価・レビュー ☆5/5 誰しもが簡単に高品質な音楽を作れる人工知能「Jing」によって、作曲家たちが絶滅しつつある近未来。元作曲家だった岡部数人は、自身の才能の限界を感じ、「Jing」の品質向上のために様々な楽曲を聴い… 続きを読む »
評価・レビュー ☆4/5 古代ローマ時代のストア派哲学者 ルキウス・アンナエウス・セネカ(以下セネカ)が、母や友人へ当てた手紙で、人生についての考え方を書した本です。 ストイックの語源となったストア派でもあることから、そ… 続きを読む »
評価・レビュー ☆5/5 いわゆるアンガーマネジメントの本。 主に がメインの話です。 4コママンガが付いていて、全体的に非常にわかりやすいのが特徴。様々な怒るシチュエーションを例に、怒るデメリットや対処法が紹介されてい… 続きを読む »
評価・レビュー ☆3/5 眠れなくなるほど面白いシリーズの脳版。筆者はテレビなどで有名な茂木健一郎先生。個人的にこのシリーズは読みやすくて結構読んでいます。 1ページに1話題になっていて、次のページに図解で解説があるため… 続きを読む »
評価・レビュー ☆3/5 お金や幸せ、世界の捉え方について、平易な文章で短くまとめた引き寄せ法則のKindle本。 語らている内容については、裏付けもないですし、知識的なものも何もありません。 ただ、刺さる人には刺さるの… 続きを読む »
評価・レビュー ☆5/5 本書は「人はなぜ失敗するのか?」ではなく、「人は失敗するもので、失敗から学ぶことが大切」ということを、医療業界や航空業界などの事例を元に紹介している書籍。また、失敗からの学習方法とて、いくつかの… 続きを読む »
評価 ☆4/5 HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)に興味を持ったのと、評価が高かったので読んでみたのですが・・・、HSPの本ではありません。ただ、内容は良かったです。ですので余計にもったいないなと。正直、タイトル… 続きを読む »
評価 ☆4/5 人は話し方が9割の著者 永松茂久氏のビジネスに関する半生と、それに纏わる母親の言葉をまとめた書籍。 「編集者が5回泣いた。」というキャッチコピーにつられて読んでみました。 個人的には感動するという感じでは… 続きを読む »
評価 ☆3/5 評価が高かったので読んでみました。本書の要点としては、認知の4点セットを使い自身についてメタ認知し、自分の経験などから自身の成長を目指すというもの。 認知の4点セットとは、 意見 経験 感情 価値観 で、… 続きを読む »
評価 ☆5/5 話し方とありますが、本書は話し方の方法はほとんど書かれていません。それが本書の最大の特徴でしょう。 無理に話すのではなく、まず相手の話をちゃんと聞くというスタンス。 冒頭で「人はあなたの話にまったく興味あ… 続きを読む »
評価 ☆4/5 特徴的だと感じたのは、「ひとりビジネス」はひとりでやるビジネスではありません!と述べている点。ビジネスを大きくしていくには、1人では限界があるということです。このあたりは全文読まないとニュアンスがわかりに… 続きを読む »
評価 ☆4/5 けんすう氏が言い始めた「プロセスエコノミー」というトレンドが注目されている理由やその背景について書かれた本です。 そもそもプロセスを公開することで、それがビジネスになるというのは昔から言われていることです… 続きを読む »
評価 ☆4/5 ビジネスにおける雑談のテクニックについて書かれた書籍。 個人的に当たり前のことが結構書かれていて、それのまとめのような感じ。ただ、実際にその当たり前のことにたどり着くには、自分の経験として失敗もたくさんし… 続きを読む »
評価 ☆5/5 神経科学的なアプローチによる モチベーション ストレス クリエイティビティ についての原理と考え方、そして対処法などが書かれています。ジャンルとしてはビジネス書ではありますが、ハウツー本ではなく脳の仕組み… 続きを読む »
評価 ☆4/5 まず「AI分析でわかった」とタイトルにありますが・・・、それほどAI分析の話は出てきません・・・。その点で☆-1。 それでも内容としては興味深い点が多かったです。というか、結構自分が実践していることが多く… 続きを読む »
評価 ☆5/5 カジュアルに読みつつも、しっかりしたアウトプットで理解を深めるというやり方をすることで自己肯定感が高まるという内容。 個人的に印象に残った言葉は、 読書とは精神を削る行為ではなく精神を満たす行為 仮説を立… 続きを読む »
眠れなくなるほど面白い 図解 社会心理学とは 眠れなくなるほど面白い 図解 社会心理学は、環境によって影響を受ける人間の心理や行動について紹介している書籍です。 1ページが文字による説明で、次のページに図解の説明が入っ… 続きを読む »