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俺か、俺以外か。 ローランドという生き方 – 人生成功したければ、やるか、やらないかじゃない。やるか、やるかだ。

評価・レビュー ☆5/5 新宿のホスト業界でナンバー1となり、その後、経営者として活躍しているローランド氏の生き方を名言とともにまとめた本。 世の中には二種類の男しかいない。  俺か、俺以外か。 は、いろいろと話題になり… 続きを読む »

30歳から読む呻吟語 不遇・逆境なんかに絶対負けない! – じっとこらえて辛抱するか、一時の激情に駆られて発するか。この選択は禍と福との分かれ道になる

評価・レビュー ☆5/5 呻吟語(しんぎんご)とは明代の儒学者・哲学者である呂坤(雅号は新吾、以下、呂新吾)の言葉をまとめたものです。 呻吟とは病気の際のうめきのことで、うめき声のように心の中の良心から出た言葉という意味… 続きを読む »

藤原和博の必ず食える1%の人になる方法 – 100人に1人x100人に1人のかけ合わせで希少人材になれ

評価・レビュー ☆4/5 元リクルートの方で、中学校の校長などを経て、現在も講演などを精力的に続けている藤原和博氏が考える、食べるために必要なキャリアの積み方の本。 若い頃、藤原和博氏の本に出てきたリクルートの社訓「自ら… 続きを読む »

寛容論 – 論争においては互いに寛容でありたいし、自分が理解できないことについてはつねに謙虚でありたいものだ

評価・レビュー ☆5/5 18世紀のフランスで起きた冤罪事件 ジャン・カラス事件に端を発し、主にキリスト教のカトリックとプロテスタントの間で起きた悲しい事件を引き合いに出しつつ、ジャン・カラス事件の冤罪を晴らすため、そし… 続きを読む »

人望が集まる人の考え方 – 仕事などの人間関係で悩んでいるなら、確実に読んでおきたい一冊

評価・レビュー ☆5/5 人間が本来持っている特性を理解し、人間関係を良好にしようという本です。 人間とは本来、自分を受け入れ認めて欲しいという欲求があります。 それを満たしてあげることで、人間関係を好転させることができ… 続きを読む »

夢と金 – 「お金」が尽きると「夢」は尽きる。これが真実だ。

評価・レビュー ☆5/5 お笑い芸人で、絵本 えんとつ町のプペルの作家でもある西野亮廣さんの、夢とお金に関する本。 独特のオリジナルワールドを展開しているのかと思ったら、どちらかと言えば王道に近い内容で、そこに西野亮廣さ… 続きを読む »

夢をかなえるゾウ2 – 『本』でも解決でけへん悩みちゅうのは何なん? 自分の悩みは地球初の、新種の悩みなん?

評価・レビュー ☆5/5 売れないお笑い芸人がガネーシャと出会い、コンビを組んでコンテストに出場し、人生が変わっていくというストーリーベースの自己啓発本。 2とあるように、1作目があり、以前読んだのですが非常に面白く、勉… 続きを読む »

ポルノ脳: 脳をリセットし、人生を再起動させる – 依存しすぎるのは良くないよねという話

評価・レビュー ☆3/5 ポルノ脳とは、ポルノに依存してしまう状態のこと。 現代においては、インターネット上にたくさんの動画や写真などがあり、スマホの普及によって、簡単に誰でもアクセスできるようになったことから、それらに… 続きを読む »

超訳 アドラーの言葉 – 示唆に富む言葉が多くアドラーにまずは触れてみたい人におすすめ

評価・レビュー ☆5/5 オーストラリアの精神科医 アルフレッド・アドラーの書籍から、様々な言葉をピックアップして紹介している本。 テーマは、 と幅広く、生きるヒントが様々語らています。 全体的に感じたのは、人間は社会に… 続きを読む »

前頭葉バカ社会 自分がバカだと気づかない人たち – 前頭葉をしっかり使わないと、変化に対応できず、生き残れない

評価・レビュー ☆4/5 思考力、判断力、集中力、創造性、意欲、感情のコントロールなどを司る前頭葉をしっかり使わないと、変化に対応できず、生き残れないという話。 前頭葉をちゃんと使わないと前頭葉バカになると著者は述べてい… 続きを読む »

貴様いつまで女子でいるつもりだ問題 – 不快なものをどんどん切り捨ててきた独身者の自虐と葛藤と解放

評価・レビュー ☆4/5 日本の音楽プロデューサー・作詞家・コラムニスト・ラジオパーソナリティと、様々な肩書を持つジェーン・スー氏のエッセイ集。 2016年出版ということで、今の情勢とは違ってきているところはあるものの、… 続きを読む »

ジョセフ・マーフィーお金が貯まる至極の名言54 – お金というものは、幸福になるための手段であって、目的ではありません。

評価・レビュー ☆4/5 アメリカの宗教家で著述家 ジョセフ・マーフィーの言葉を集めたもの。「マーフィーの法則」で知られる「エドワード・A・マーフィー・ジュニア」とは別人です。 ジョセフ・マーフィーは、「引き寄せの法則」… 続きを読む »

孫子・三十六計 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 – 入門書としても、より深く知りたい人にもおすすめ

評価・レビュー ☆5/5 孫子から要点をピックアップしたものと、三十六計について取り上げた解説書です。 個人的に孫子については、いくつか本を読んでいたのですが、それでも知らない情報があって楽しめました。 三十六計について… 続きを読む »

暇と退屈の倫理学 – 暇と退屈の違い、退屈の原因や種類、本質に迫る実践書

評価・レビュー ☆5/5 スピノザ、ルソー、ニーチェ、ハイデッガーなどの著作を引き合いに出しつつ、暇と退屈の違い、退屈はなぜ起きるのか、退屈の種類、退屈とは何かについて解き明かし、退屈を打破する方法までをまとめた書籍です… 続きを読む »

プロパガンダゲーム – 視聴者を扇動し、投票を獲得せよ!

評価・レビュー ☆5/5 就活の最終選考で行なわれたプロパガンダゲームの物語。 プロパガンダゲームとは、政府側とレジスタンス側で4人vs4人に分かれ、100人の聴衆に自分たちの主張を投票で支持してもらうというもの。 それ… 続きを読む »

ハマトンの知的生活のすすめ エッセンシャル版 – あらゆる知的活動は、十分な肉体的基礎があってこそはじめて可能になることを忘れてはならない。

評価・レビュー ☆5/5 美術雑誌The Portfolioの編集責任者でもあったイギリスの文筆家 フィリップ・ギルバート・ハマトン(以下、ハマトン)が1873年に刊行した『知的生活』から、現代にも通ずるような言葉をまと… 続きを読む »

リヴァイアサン1 – 様々な言葉を定義し、世界や人間に対する違う視点が持てる

評価・レビュー ☆5/5 トマス・ホッブズによる現代国家論の原点的な著作です。 第一部ということもあって、言葉の定義がメインになっており、最後の結論に至るまでの道程が長く、解説を読まないとわかりにくいかなとは思いました。… 続きを読む »

古代ユダヤ賢人の言葉 超訳聖書 – 昔の言葉ながら心に響く内容ばかり

評価・レビュー ☆5/5 旧約聖書を中心に、ダビデ、ソロモン、パウロなどの言葉をまとめた本です。 超訳ということで、現代に即したような訳もあります。 古い言葉でありながら、人間の根源的な部分というか、ベースの部分という意… 続きを読む »

ゲームデザイン力を育てる50の講義 – ゲームデザインのアイデアをシンプルに紹介

評価・レビュー ☆4/5 ゲームを作る人向けの本。 様々なゲームデザインのアイデアをシンプルに紹介しているのが特徴です。サクッと読めて良い感じ。 ファミコンやPSなど、実際のゲームを取り上げているので、ゲーム好きなら納得… 続きを読む »

東大理三の悪魔 – 世界に対する新しい視点みたいなのが好きな人なら、楽しめる作品

評価・レビュー ☆4/5 東大理三に受かりながら、仮面浪人をしている主人公が、図書館で勉強しているときに不思議な女性に出会い惹かれていく物語。 これだけだと、恋愛物に思えますが、SFファンタジーなのと、少し話が難解な点が… 続きを読む »

モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 – 人工知能にも代替不可能なもの……それは「嗜好性」

評価・レビュー ☆4/5 モノに溢れた豊かな時代に育った若い世代のことを、乾けない世代(乾きが無い世代と言った方がわかりやすいかも)と言い、若者たちのモチベーションの在り処や今後の生き方について書かれた本です。 その要点… 続きを読む »

こどもバイアス事典 「思い込み」「決めつけ」「先入観」に気づける本 こどもシリーズ – わかりやすく網羅的で大人が読んでも面白い

評価・レビュー ☆5/5 人間は 「思い込み」「決めつけ」「先入観」に囚われて生きています。いわゆるバイアスと呼ばれるもので、バイアスが無い人は存在しないと言えるでしょう。 本書ではそんなバイアスについて、非常にわかりや… 続きを読む »

超訳 ヘッセの言葉 – いったい、どこを歩いてるんだ。そこは他の人の道じゃないか。

評価・レビュー ☆5/5 作家で詩人のヘルマン・ヘッセの書籍から、言葉をピックアップしてまとめた本。 物語や詩の一節のこともあれば、書簡もあり、多岐にわたっているのが特徴です。 何の気無しに読み始めたら、一気に最後まで読… 続きを読む »

世界は「関係」でできている 美しくも過激な量子論 – 相互作用なくして、属性なし。

評価・レビュー ☆4/5 時間は存在しないが非常に面白かったカルロ・ロヴェッリ氏の著書。 基本的なスタンスと言うか、考え方は一緒で、カルロ・ロヴェッリ氏が研究しているループ量子重力理論から、世界は粒と粒の関係性で出来てい… 続きを読む »

眠れなくなるほど面白い 図解 孫子の兵法 – 現代事例への適用を紹介し、サラッと読めるのが良い点

評価・レビュー ☆4/5 眠れなくなるほど面白い 図解シリーズの孫子の兵法編。 基本的な構成は、孫子一説を引用し、その意味を紹介しつつ、現代的な物事、例えば仕事や人間関係などの事例を図解で紹介するという形です。 孫子の兵… 続きを読む »

バリの大富豪がおしえてくれた「3つのひみつ」- 自分の生き様を振り返った時、『何があるか』。これが大事なんだよ

評価・レビュー ☆4/5 30ページほどで、要点だけが書かれている点が個人的に好感触。 ビジネス書って、ダラダラと書かれることが多いので、こういうシンプルでサクッと読めるのは良いと思いました。 内容としては、スピリチュア… 続きを読む »

こども倫理学 善悪について自分で考えられるようになる本 こどもシリーズ

評価・レビュー ☆5/5 現代における明確な答えの無い問題について、網羅的にわかりやすく紹介しており、非常に良かったです。 タイトルに”こども”とありますが、大人が読んでもいろいろと考えさせられる… 続きを読む »

善悪という怪物: それは脳で繁殖し、人を支配し、世界を破壊する – 人は善悪を使って自身を騙す

評価・レビュー ☆3/5 善悪という概念が人間に錯覚を起こし、それに支配されているという内容。 言ってしまえば、人間は都合よく善悪を使い分け、逆に善悪に踊らされてるって感じです。 自分自身を騙しているという表現の方が正し… 続きを読む »

[新装版]全訳「武経七書」3 六韜 三略 – 柔よく剛を制し、弱よく強を制す

評価・レビュー ☆5/5 六韜は太公望と周の文王・武王とのやり取り、三略は太公望が書き神仙の黄石公が選録した兵法書です。 六韜は具体的な軍の編成や戦術の話が多く、三略は戦略や治世の全体的まとめ的な感じかなと。 どちらも初… 続きを読む »

道徳の系譜学 – 人間は何も意欲しないよりは、むしろ虚無を意欲することを望むものである

評価・レビュー ☆5/5 当時の宗教的な道徳や善の価値観をぶち壊しつつ、奴隷階級から生まれた善の概念をルサンチマンとして一刀両断するなど、善という概念に対するアンチテーゼを投げかけるといった内容。 著者のニーチェは「神は… 続きを読む »

さいはての彼女 – 肩書きを失ってみて初めて、私は個人である自分を意識した

評価・レビュー ☆5/5 様々な要因で人生に立ち止まってしまった主人公が旅などを通して、再び歩き始め、人生が動き出すという物語の短編集。 主人公はすべて女性なので、女性の方は共感できる部分も多いかなと。 また、死語ですが… 続きを読む »

チーズはどこへ消えた? – 自分が変わるには、自らの愚かさをあざ笑うことだ

評価・レビュー ☆5/5 迷路の世界の住人 2匹のネズミと2人の小人は、迷路を探索して大好きなチーズを見つける。大量にあったチーズだったが、ある日チーズが無くなってしまうのだった。そして、 2匹のネズミと2人の小人はそれ… 続きを読む »

夏の終わりに君が死ねば完璧だったから – タイトルは一体誰の言葉なのか?

評価・レビュー ☆5/5 田舎の村で希望を失くしていた少年 江都日向は、身体が徐々に金塊に変わる”金塊病”の患者を収容しているサナトリウムの患者 女子大生 都村弥子と偶然出会い、都村弥子から自身の… 続きを読む »

賢者の書 「わかったものを受け入れる、わからないものは受け入れられないと考えるのではなく、まずは受け入れるのだ」

評価・レビュー ☆5/5 仕事も私生活も上手く行かず悩んでいたアレックスは、周りの雑音から抜け出し一人で考えたいと思い故郷で思い出のある公園に向かった。そこで賢者になるための旅をしているという少年 サイードに出会う。サイ… 続きを読む »

手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~「あなたには、もっともっと他の人が欲しがる魅力がたくさんあるのです」

評価・レビュー ☆5/5 就職活動で悩んでいた主人公が、いつも通っている書斎カフェ「書楽」で、手紙を10通やり取りすることで人生が変わる「手紙屋」というポスターを見つけ、半信半疑ながらも手紙を送ったことで人生が大きく変わ… 続きを読む »

社会契約論/ジュネーヴ草稿「世襲による貴族政は、あらゆる政府の中でも最悪のものである」

評価・レビュー ☆5/5 フランス革命をはじめ、主権は国民にあるという考え方の基礎となった著作。 読みやすい翻訳と解説があって、かなり理解しやすかったです。 以下は本書から引用しながら、個人的に思ったことなどのメモ。 君… 続きを読む »

小説 OFF 猟奇犯罪分析官・中島保 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 – 人間はみんな無色透明で生まれてくる

評価・レビュー ☆5/5 猟奇殺人事件に遭遇したことで見習いカウンセラーになった中島保は、犯罪者が再犯を試みた時に、それを抑制する方法として、脳の一部に外部から腫瘍を作る方法を研究していた。自身も実験台になり、いざ実際に… 続きを読む »

小説 運転者 未来を変える過去からの使者 – 自分は運が悪いと思っている人にこそ読んで欲しい

評価・レビュー ☆5/5 急な多数の保険解約によって窮地に立たされていた保険営業の修一は、家族のこともあり、何とか挽回しようともがいていたが上手く行かず、不機嫌な日々を送っていたのだが、ふと乗ったタクシーによって、人生が… 続きを読む »

永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編 感想と言葉のメモ

評価・レビュー ☆5/5 人によって感じ方は様々だと思いますが、個人的な感覚としては、自分とは出発点が違ったこともあって、その点がいろいろと気になってしまいました。 当時の状況を考えれば、科学的な情報が少ないということも… 続きを読む »

市民政府論「統治者が本気になって国民の利益を計り、国民とその法を併せて保全しようとするなら、国民は必ずやそれを目で捉え、感じ取るはずである。」

評価・レビュー ☆5/5 国家は民のために存在しています。 日本に住み生きていれば、今でこそ当たり前のように感じることかもしれません。 ただ、ジョン・ロックが生きた1600年代では、そんなことを考える人の方が少数派でもあ… 続きを読む »

時間は存在しない – この世界は物ではなく、出来事の集まりなのである。

評価・レビュー ☆5/5 時間とは何かについて、最新の物理学から紐解いていくという内容です。 驚くべき点は全編を通して数式が1つ、それも超シンプルな数式しか出てこないこと。 ですので、数式が苦手な方でもとても読みやすいの… 続きを読む »

神メンタル 「心が強い人」の人生は思い通り「何でも上手くいく人は、未来の自分で今を生きている」

評価・レビュー ☆5/5 成功するには、 現実(未来)=目的地×手段×メンタル が大切で、そのためのメンタル作りの本という感じ。 何が起きても動じない心というよりも、ちゃんと目的を見据えて行動し、それを継続するためのやり… 続きを読む »

人はなぜ戦争をするのか エロスとタナトス 感想「さて、だれもが平和主義者になるまで、あとどのくらい待たねばならないのでしょうか」

評価・レビュー ☆5/5 アインシュタインの書簡へのフロイトからの返信と、喪とメランコリー、精神分析入門・続の2講義を収録。 やはりメインは、「人はなぜ戦争をするのか」についてのフロイトの分析や考え方、視点かなと思います… 続きを読む »