AIスイーツ作ってみた感想 – アイデアマンは必要なくなる時代へ

投稿者: | 2023年5月22日

PixAI.Artを使ってスイーツ画像を作ってみました。本来は美少女を作るAIサービスなのですが、予想外に結果が面白かったので。

AIで作ったスイーツ画像ということで、勝手にAIスイーツと呼んでます。以下は、質問(プロンプト)ごとにざっくりご紹介。

delicious sweets

attractive sweets

Sweets that look delicious

sweets, novelty

動画

個人的に良さげなものをピックアップして動画にしてみました。

画像生成でアイデア出し

画像生成と言うと美少女かサムネ系が注目されていますし、かなり騒がれているのですが、ことビジネスという観点からすると、スイーツなどの見た目の方が影響が大きい気がします。

これらの画像は数分(サービスの混み具合に寄る)で作成されています。複数作成依頼すれば、複数作成可能です。ものの数分で・・・。

で、たくさんの生成されたAIスイーツの画像から、アンケート取ったりしながら、良さげなものをピックアップして、あとは実際に商品を作るという流れ。これ人間が考えてやるよりも圧倒的に効率的ですよね。

生成された画像に人間がアレンジを加えても良いわけですし。

アイデアは人間のものと思われがちですが、個人的にAIで最初に奪われるのは、このアイデア出しの部分なんじゃないかなと、AIスイーツを作りながら思いました。つまり、人間はそのあとの商品を製造する作業を担うということになります。

なんか思っていた以上にAIヤバいかもって思いました。

アイデアで勝てるのはごく少数

基本的にアイデアでAIに勝てる人間はごく少数だと思います。そもそも人間が生み出すアイデアというのは、過去の経験や知識などから生み出されるものがほとんどです。それはAIも一緒。

AIはその情報量が半端ないですから、圧倒的に人間不利と言えます。

世の中を変えるブレイクスルーのようなアイデアを生み出せる人間は、ほんとうに数少ないので、そうなってくると、いわゆるアイデアマン的な人は、どんどんAIに作業を奪われて行くだろうなと思ってしまいました。

そもそも食品画像専用じゃない

使っているサービスはPixAI.Artで、そもそも食品画像を作るAIではありません。こういう使い方は想定されていないように思います。

それでもこれだけジャンジャン画像ができてしまうわけです。もし、食品専用、スイーツ専用のAI画像生成ができたら、もっと精度も高まるでしょうし、もっと美味しそうなAIスイーツがたくさん生まれてくるように思います。

質問も適当

さらに質問(プロンプト)もとりあえず適当に入力したので、もっと試してみたら、予想外のものがたくさんできそうです。

このあたりが、今人間に残された工夫の余地かなと。

ただ、このあたりの入力についてもBardやChatGPT、Bing AIなどを使うという方法があるので、そうなると人間はただただ作業するだけの存在になってしまうのかなと思ったりしました。

マンガも作れそう

個人的にふと思ったのは、マンガに特化した画像生成AIというのがあったら、かなり良いかもしれないと思ったりしました。

絵コンテを打ち込むと、その作者の過去のマンガデータから、絵を作成してくれるという感じ。

そのままだと現状ではクオリティの面で厳しいと思うので、そのあたりを修正するという流れ。最大のメリットはマンガ作成の効率化かなと。

横山光輝先生の作品とか、そこまで書き込みは多くないので、意外とサクッとできそうな気もしました。

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