ザ・ファブル マンガレビュー 殺し屋一般人になる

投稿者: | 2021年7月1日

ザ・ファブルとは

ファブルの異名を持つ凄腕の天才殺し屋 佐藤明が、一時的に正体を隠すために1年間一般人として暮らすようにボスから指示を受け、平和に暮らしたかったがトラブルに巻き込まれていく。仕事以外では殺しをしないのが信条のため、殺しのプロだが殺さずに、トラブルを解決する物語。

南 勝久先生作品。2014年連載開始で第一部完。第二部 ザ・ファブル The second contactが2021年7月開始。岡田准一さん主演で映画化。

評価

☆5/5

ハードボイルド系でもあり、ギャグマンガ的でもあり、文句なく面白いです。

主人公はずっと殺し屋として生きてきたため、一般人の生活というのがピンと来ておらず、普通はしないことを普通にしてしまいます。また主人公の行動が一般人が考えるロジックとは違うので、そのズレ感がコメディ的な感じで笑えます。プロの一般人を目指す姿が面白いです。

基本的な流れは、巻き込まれたくないのにどんどんトラブルに巻き込まれていくという感じ。なんだかんだと根は優しいため、大きなトラブルからちょっとしたトラブルまで、様々なことを解決していきます。ただ、仕事以外では殺しをしないため、いかに殺さずにトラブルを解決するかが本作の面白さの1つかなと思います。殺しのために培った技術がいろいろなところに活かされるという感じ。

個人的にはワクワクしながら、笑えて楽しめるおすすめマンガです。


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