おすすめ書籍レビューまとめ」タグアーカイブ

#読了 砂漠(伊坂幸太郎)- もしかすると強靭さとは、自信や力や技などよりも、そういった穏やかさに宿るのかもしれない

評価・レビュー ☆4/5 仙台の大学に入学した主人公 北村が、新歓コンパなどで知り合った、少し軽薄な鳥井、不思議な力が使える南、とびきり美人の東堂、極端に熱くまっすぐな西嶋の5人と、麻雀を通して、そして様々な活動を通して… 続きを読む »

ぼく モグラ キツネ 馬 – うまくいかないときは、ケーキをたべよう

評価・レビュー ☆5/5 ぼくと、ケーキの好きなモグラ、無口なキツネ、力強い馬が出会って、旅をしていく物語。 と言っても、目的地があるというわけではなく、ぼくを中心に、それぞれのキャラクターとの対話がメインです。 その言… 続きを読む »

#読了 ストーリーメーカー 創作のための物語論 – 物語の作り手側なら、一度は読んでおきたい一冊

評価・レビュー ☆5/5 物語を構造で分解し、物語の基本を作るための本。 序盤は、物語がどんな構造でできているのかを、海外の研究や作品をベースに解説しています。 で、メインは終盤から。 カードでプロットを作る まず、カー… 続きを読む »

残穢 – ヒタヒタと何かが迫ってくるような恐ろしさ、得も言われぬ不安感

☆5/5 小野不由美先生によるホラー小説。 読者から寄せられた「部屋で奇妙な音がする」という手紙をきっかけに、小説家である「私」は、怪異現象の調査をしていくと、怪異現象のはその部屋だけでないことや、過去の住人たちが引っ越… 続きを読む »

野生のベリージャム – どれだけの時間を過ごしても、自然に慣れることはない

評価・レビュー ☆5/5 女優 小島聖さんのネパール、フランス・モンブラン、スイス・マッターホルン、ジョン・ミューア・トレイル、アラスカなどの旅、登山、トレイルの日記風エッセイ。 ストレートな表現が多く、逆にそれがダイレ… 続きを読む »

桜の樹の下には – 桜の樹の下には屍体が埋まっている!

評価・レビュー ☆5/5 梶井基次郎先生の傑作短編。 桜の樹の下には屍体が埋まっている!これは信じていいことなんだよ。何故って、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。俺はあの美しさが信じられないの… 続きを読む »

リセット Google流最高の自分を引き出す5つの方法 – 人の脳や心も受信トレイと同じだ。人は余裕があると、落ち着いて考え、動くことができる。

評価・レビュー ☆4/5 Goolgeのエバンジェリストが実践している、最高のパフォーマンスを出すための、自分自身の準備というか、体調や精神を整える方法について紹介した本です。 方法論というよりは、著者の体験談をまとめた… 続きを読む »

革命のファンファーレ 現代のお金と広告 – 行動しよう。失敗したら、取り返せばいい。大丈夫。

評価・レビュー ☆5/5 お笑い芸人でえんとつ町のプペルの作者でもあり、クラウドファンディングでは国内歴代最高となる総額1億円を個人で調達するなど、成功者として知られる西野 亮廣氏、その成功のためにした様々な仕掛けなどに… 続きを読む »

ポジティブ・インパクト まわりにいい影響をあたえる人がうまくいく – 自分で変化を起こすほうがはるかに簡単

評価・レビュー ☆4/5 周囲の人にポジティブな印象を与えると、それが自分に返ってくるという話。 褒める、話を聞く、自分を主語にして話すなど、基本的なことが書かれていて、全体のボリュームも多くないのでサクッと読めるのが良… 続きを読む »

荀子 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典「人の性は悪であり、その善は作為を加えた結果である」

評価・レビュー ☆5/5 性悪説を唱えた荀子の良いところピックアップ本。 日本語で説明があって、そのあと読み下し文と続くのが、個人的には良い点かなと思いました。 内容としては、ぶっちゃけて言うと、荀子やべーなって感じ。 … 続きを読む »

FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略「環境を変え、自分が演じている役割を変えればいい」

評価・レビュー ☆5/5 端的に言えば、環境を整えることによって目的を達成するという話。 何かを達成したいとき、人はモチベーションや意志力が重要と考えます。 しかし、本書はそうではなく、意志力では限界があると説きます。 … 続きを読む »

「怠惰」なんて存在しない 終わりなき生産性競争から抜け出すための幸福論 – 「生産性=善」と考えるのをやめよう

評価・レビュー ☆5/5 端的に言えば、「みんな何かに追われるように生きてるけど、休んでも良くない?」って感じかな。 この休むという行為を、世の中では「怠惰」であるとし、それが固定概念として広がっていることから、みんなが… 続きを読む »

哲学の名著50冊が1冊で学べる「ソクラテスから新実在主義までをざっと学べる良書」

評価・レビュー ☆5/5 哲学の過去の歴史から、現在に至るまでをざっと学べるのが良かったです。 また、名著が主題になっているので、より深く知りたければ、その本を読めば良いので、インデックス的にも良いかなと。 個人的に最近… 続きを読む »

サイコパスに学ぶ成功法則 – 自分をコントロールして良いサイコパスになろう

評価・レビュー ☆5/5 サイコパスというと、基本的にはネガティブなイメージが強いかなと思います。 では、サイコパスに学ぶというのは、どういうことかというと、サイコパスの特性には、良いところと悪いところがあり、その中の良… 続きを読む »

やる気が上がる8つのスイッチ – 貴方は中二病?うざいやつ?臆病者?退屈な人?やる気の空回り?まじめな見習い?新星?熟練の匠?

評価・レビュー ☆5/5 本書は人間の性格や行動を、 の3つ軸から、8つのタイプ に分け、それぞれについてやる気をアップするための方法を紹介しています。 かなり大雑把な分け方ながら、自分に近いタイプが必ずあるかなと。 ま… 続きを読む »

善悪の彼岸 – 長いあいだ深淵を覗きこんでいると、深淵もまた君を覗きこむのだ。

評価・レビュー ☆5/5 いろいろと表現は訳によって変わりますが、『長いあいだ深淵を覗きこんでいると、深淵もまた君を覗きこむのだ。』という有名なフレーズが収録されているニーチェの哲学書です。 個人的に感じた全体感としては… 続きを読む »

俺か、俺以外か。 ローランドという生き方 – 人生成功したければ、やるか、やらないかじゃない。やるか、やるかだ。

評価・レビュー ☆5/5 新宿のホスト業界でナンバー1となり、その後、経営者として活躍しているローランド氏の生き方を名言とともにまとめた本。 世の中には二種類の男しかいない。  俺か、俺以外か。 は、いろいろと話題になり… 続きを読む »

30歳から読む呻吟語 不遇・逆境なんかに絶対負けない! – じっとこらえて辛抱するか、一時の激情に駆られて発するか。この選択は禍と福との分かれ道になる

評価・レビュー ☆5/5 呻吟語(しんぎんご)とは明代の儒学者・哲学者である呂坤(雅号は新吾、以下、呂新吾)の言葉をまとめたものです。 呻吟とは病気の際のうめきのことで、うめき声のように心の中の良心から出た言葉という意味… 続きを読む »

寛容論 – 論争においては互いに寛容でありたいし、自分が理解できないことについてはつねに謙虚でありたいものだ

評価・レビュー ☆5/5 18世紀のフランスで起きた冤罪事件 ジャン・カラス事件に端を発し、主にキリスト教のカトリックとプロテスタントの間で起きた悲しい事件を引き合いに出しつつ、ジャン・カラス事件の冤罪を晴らすため、そし… 続きを読む »

人望が集まる人の考え方 – 仕事などの人間関係で悩んでいるなら、確実に読んでおきたい一冊

評価・レビュー ☆5/5 人間が本来持っている特性を理解し、人間関係を良好にしようという本です。 人間とは本来、自分を受け入れ認めて欲しいという欲求があります。 それを満たしてあげることで、人間関係を好転させることができ… 続きを読む »

夢と金 – 「お金」が尽きると「夢」は尽きる。これが真実だ。

評価・レビュー ☆5/5 お笑い芸人で、絵本 えんとつ町のプペルの作家でもある西野亮廣さんの、夢とお金に関する本。 独特のオリジナルワールドを展開しているのかと思ったら、どちらかと言えば王道に近い内容で、そこに西野亮廣さ… 続きを読む »

夢をかなえるゾウ2 – 『本』でも解決でけへん悩みちゅうのは何なん? 自分の悩みは地球初の、新種の悩みなん?

評価・レビュー ☆5/5 売れないお笑い芸人がガネーシャと出会い、コンビを組んでコンテストに出場し、人生が変わっていくというストーリーベースの自己啓発本。 2とあるように、1作目があり、以前読んだのですが非常に面白く、勉… 続きを読む »

超訳 アドラーの言葉 – 示唆に富む言葉が多くアドラーにまずは触れてみたい人におすすめ

評価・レビュー ☆5/5 オーストラリアの精神科医 アルフレッド・アドラーの書籍から、様々な言葉をピックアップして紹介している本。 テーマは、 と幅広く、生きるヒントが様々語らています。 全体的に感じたのは、人間は社会に… 続きを読む »

ジョセフ・マーフィーお金が貯まる至極の名言54 – お金というものは、幸福になるための手段であって、目的ではありません。

評価・レビュー ☆4/5 アメリカの宗教家で著述家 ジョセフ・マーフィーの言葉を集めたもの。「マーフィーの法則」で知られる「エドワード・A・マーフィー・ジュニア」とは別人です。 ジョセフ・マーフィーは、「引き寄せの法則」… 続きを読む »

孫子・三十六計 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 – 入門書としても、より深く知りたい人にもおすすめ

評価・レビュー ☆5/5 孫子から要点をピックアップしたものと、三十六計について取り上げた解説書です。 個人的に孫子については、いくつか本を読んでいたのですが、それでも知らない情報があって楽しめました。 三十六計について… 続きを読む »

暇と退屈の倫理学 – 暇と退屈の違い、退屈の原因や種類、本質に迫る実践書

評価・レビュー ☆5/5 スピノザ、ルソー、ニーチェ、ハイデッガーなどの著作を引き合いに出しつつ、暇と退屈の違い、退屈はなぜ起きるのか、退屈の種類、退屈とは何かについて解き明かし、退屈を打破する方法までをまとめた書籍です… 続きを読む »

プロパガンダゲーム – 視聴者を扇動し、投票を獲得せよ!

評価・レビュー ☆5/5 就活の最終選考で行なわれたプロパガンダゲームの物語。 プロパガンダゲームとは、政府側とレジスタンス側で4人vs4人に分かれ、100人の聴衆に自分たちの主張を投票で支持してもらうというもの。 それ… 続きを読む »

ハマトンの知的生活のすすめ エッセンシャル版 – あらゆる知的活動は、十分な肉体的基礎があってこそはじめて可能になることを忘れてはならない。

評価・レビュー ☆5/5 美術雑誌The Portfolioの編集責任者でもあったイギリスの文筆家 フィリップ・ギルバート・ハマトン(以下、ハマトン)が1873年に刊行した『知的生活』から、現代にも通ずるような言葉をまと… 続きを読む »

リヴァイアサン1 – 様々な言葉を定義し、世界や人間に対する違う視点が持てる

評価・レビュー ☆5/5 トマス・ホッブズによる現代国家論の原点的な著作です。 第一部ということもあって、言葉の定義がメインになっており、最後の結論に至るまでの道程が長く、解説を読まないとわかりにくいかなとは思いました。… 続きを読む »

古代ユダヤ賢人の言葉 超訳聖書 – 昔の言葉ながら心に響く内容ばかり

評価・レビュー ☆5/5 旧約聖書を中心に、ダビデ、ソロモン、パウロなどの言葉をまとめた本です。 超訳ということで、現代に即したような訳もあります。 古い言葉でありながら、人間の根源的な部分というか、ベースの部分という意… 続きを読む »

モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 – 人工知能にも代替不可能なもの……それは「嗜好性」

評価・レビュー ☆4/5 モノに溢れた豊かな時代に育った若い世代のことを、乾けない世代(乾きが無い世代と言った方がわかりやすいかも)と言い、若者たちのモチベーションの在り処や今後の生き方について書かれた本です。 その要点… 続きを読む »

こどもバイアス事典 「思い込み」「決めつけ」「先入観」に気づける本 こどもシリーズ – わかりやすく網羅的で大人が読んでも面白い

評価・レビュー ☆5/5 人間は 「思い込み」「決めつけ」「先入観」に囚われて生きています。いわゆるバイアスと呼ばれるもので、バイアスが無い人は存在しないと言えるでしょう。 本書ではそんなバイアスについて、非常にわかりや… 続きを読む »

超訳 ヘッセの言葉 – いったい、どこを歩いてるんだ。そこは他の人の道じゃないか。

評価・レビュー ☆5/5 作家で詩人のヘルマン・ヘッセの書籍から、言葉をピックアップしてまとめた本。 物語や詩の一節のこともあれば、書簡もあり、多岐にわたっているのが特徴です。 何の気無しに読み始めたら、一気に最後まで読… 続きを読む »

世界は「関係」でできている 美しくも過激な量子論 – 相互作用なくして、属性なし。

評価・レビュー ☆4/5 時間は存在しないが非常に面白かったカルロ・ロヴェッリ氏の著書。 基本的なスタンスと言うか、考え方は一緒で、カルロ・ロヴェッリ氏が研究しているループ量子重力理論から、世界は粒と粒の関係性で出来てい… 続きを読む »

眠れなくなるほど面白い 図解 孫子の兵法 – 現代事例への適用を紹介し、サラッと読めるのが良い点

評価・レビュー ☆4/5 眠れなくなるほど面白い 図解シリーズの孫子の兵法編。 基本的な構成は、孫子一説を引用し、その意味を紹介しつつ、現代的な物事、例えば仕事や人間関係などの事例を図解で紹介するという形です。 孫子の兵… 続きを読む »

バリの大富豪がおしえてくれた「3つのひみつ」- 自分の生き様を振り返った時、『何があるか』。これが大事なんだよ

評価・レビュー ☆4/5 30ページほどで、要点だけが書かれている点が個人的に好感触。 ビジネス書って、ダラダラと書かれることが多いので、こういうシンプルでサクッと読めるのは良いと思いました。 内容としては、スピリチュア… 続きを読む »

こども倫理学 善悪について自分で考えられるようになる本 こどもシリーズ

評価・レビュー ☆5/5 現代における明確な答えの無い問題について、網羅的にわかりやすく紹介しており、非常に良かったです。 タイトルに”こども”とありますが、大人が読んでもいろいろと考えさせられる… 続きを読む »

[新装版]全訳「武経七書」3 六韜 三略 – 柔よく剛を制し、弱よく強を制す

評価・レビュー ☆5/5 六韜は太公望と周の文王・武王とのやり取り、三略は太公望が書き神仙の黄石公が選録した兵法書です。 六韜は具体的な軍の編成や戦術の話が多く、三略は戦略や治世の全体的まとめ的な感じかなと。 どちらも初… 続きを読む »

道徳の系譜学 – 人間は何も意欲しないよりは、むしろ虚無を意欲することを望むものである

評価・レビュー ☆5/5 当時の宗教的な道徳や善の価値観をぶち壊しつつ、奴隷階級から生まれた善の概念をルサンチマンとして一刀両断するなど、善という概念に対するアンチテーゼを投げかけるといった内容。 著者のニーチェは「神は… 続きを読む »

さいはての彼女 – 肩書きを失ってみて初めて、私は個人である自分を意識した

評価・レビュー ☆5/5 様々な要因で人生に立ち止まってしまった主人公が旅などを通して、再び歩き始め、人生が動き出すという物語の短編集。 主人公はすべて女性なので、女性の方は共感できる部分も多いかなと。 また、死語ですが… 続きを読む »

チーズはどこへ消えた? – 自分が変わるには、自らの愚かさをあざ笑うことだ

評価・レビュー ☆5/5 迷路の世界の住人 2匹のネズミと2人の小人は、迷路を探索して大好きなチーズを見つける。大量にあったチーズだったが、ある日チーズが無くなってしまうのだった。そして、 2匹のネズミと2人の小人はそれ… 続きを読む »

夏の終わりに君が死ねば完璧だったから – タイトルは一体誰の言葉なのか?

評価・レビュー ☆5/5 田舎の村で希望を失くしていた少年 江都日向は、身体が徐々に金塊に変わる”金塊病”の患者を収容しているサナトリウムの患者 女子大生 都村弥子と偶然出会い、都村弥子から自身の… 続きを読む »

賢者の書 「わかったものを受け入れる、わからないものは受け入れられないと考えるのではなく、まずは受け入れるのだ」

評価・レビュー ☆5/5 仕事も私生活も上手く行かず悩んでいたアレックスは、周りの雑音から抜け出し一人で考えたいと思い故郷で思い出のある公園に向かった。そこで賢者になるための旅をしているという少年 サイードに出会う。サイ… 続きを読む »

手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~「あなたには、もっともっと他の人が欲しがる魅力がたくさんあるのです」

評価・レビュー ☆5/5 就職活動で悩んでいた主人公が、いつも通っている書斎カフェ「書楽」で、手紙を10通やり取りすることで人生が変わる「手紙屋」というポスターを見つけ、半信半疑ながらも手紙を送ったことで人生が大きく変わ… 続きを読む »

社会契約論/ジュネーヴ草稿「世襲による貴族政は、あらゆる政府の中でも最悪のものである」

評価・レビュー ☆5/5 フランス革命をはじめ、主権は国民にあるという考え方の基礎となった著作。 読みやすい翻訳と解説があって、かなり理解しやすかったです。 以下は本書から引用しながら、個人的に思ったことなどのメモ。 君… 続きを読む »

小説 OFF 猟奇犯罪分析官・中島保 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 – 人間はみんな無色透明で生まれてくる

評価・レビュー ☆5/5 猟奇殺人事件に遭遇したことで見習いカウンセラーになった中島保は、犯罪者が再犯を試みた時に、それを抑制する方法として、脳の一部に外部から腫瘍を作る方法を研究していた。自身も実験台になり、いざ実際に… 続きを読む »

小説 運転者 未来を変える過去からの使者 – 自分は運が悪いと思っている人にこそ読んで欲しい

評価・レビュー ☆5/5 急な多数の保険解約によって窮地に立たされていた保険営業の修一は、家族のこともあり、何とか挽回しようともがいていたが上手く行かず、不機嫌な日々を送っていたのだが、ふと乗ったタクシーによって、人生が… 続きを読む »

永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編 感想と言葉のメモ

評価・レビュー ☆5/5 人によって感じ方は様々だと思いますが、個人的な感覚としては、自分とは出発点が違ったこともあって、その点がいろいろと気になってしまいました。 当時の状況を考えれば、科学的な情報が少ないということも… 続きを読む »

市民政府論「統治者が本気になって国民の利益を計り、国民とその法を併せて保全しようとするなら、国民は必ずやそれを目で捉え、感じ取るはずである。」

評価・レビュー ☆5/5 国家は民のために存在しています。 日本に住み生きていれば、今でこそ当たり前のように感じることかもしれません。 ただ、ジョン・ロックが生きた1600年代では、そんなことを考える人の方が少数派でもあ… 続きを読む »

時間は存在しない – この世界は物ではなく、出来事の集まりなのである。

評価・レビュー ☆5/5 時間とは何かについて、最新の物理学から紐解いていくという内容です。 驚くべき点は全編を通して数式が1つ、それも超シンプルな数式しか出てこないこと。 ですので、数式が苦手な方でもとても読みやすいの… 続きを読む »