Suno AI 歌詞の作り方 個人的メモ

投稿者: | 2024年11月30日

個人的に作成の際の基本にしている考え方のメモです。今後いろいろと作っていくうちに変わるかもしれません。

まだ、いろいろと試している段階ではありますが、参考になれば幸いです。

歌詞の作り方

あくまで個人的にですが、今はChatGPTをメインに使いながら、歌詞を作成しています。

作り方は大きく2パターンあって

  • テーマを決めて、ChatGPTに歌詞のアイデア出しをしてもらい整えるパターン
  • タイトルを決めて、あらすじや設定、プロットを書いてChatGPTに歌詞のアイデアを出してもらってOP曲のイメージで作るパターン

です。

どちらのパターンにせよ、基本的には「ネタを決めてChatGPTに歌詞のアイデアを出してもらう」になります。

テーマを決める

テーマは正直、何でも良いです。

自分の場合、最初に作った曲は、個人的に好きなチョコミントアイスの歌でした。

なので、自分の好きなものとか、興味のあるもので良いと思います。

ChatGPTで歌詞のアイデア出し

次にChatGPTで歌詞のアイデア出しですが、プロンプトは、

貴方は作詞家です。チョコミントアイスの歌を作りたいので歌詞のアイデアをください。

みたいな感じすれば、適当に出してくれます。

自分の場合は、「チョ、チョ、チョ、チョコミント」というフレーズで歌を作りたいなと思ったので、「チョ、チョ、チョ、チョコミント」に続く歌詞を作成してくださいというプロンプトにしました。

歌詞を整える

ChatGPTは、あくまで膨大なテキストデータから、ある程度入力情報(プロンプト)に沿ったテキストを出力してくれる装置です。

つまり、膨大なテキストはそもそも他の誰かが作ったもの。

それをそのまま使うと、歌詞かぶりする可能性もあります。

また、個人的な感覚ですが、ChatGPTに限らず、AIの歌詞は無難にまとまることが多いです。

そのため、そのまま作ったとしても、自分自身に刺さるような歌詞はできませんでした。

なので、歌詞を整える作業が必要になります。

ここが一番、時間がかかるところかなと。

好きなフレーズを集める

個人的には出てきた歌詞から良さげなフレーズを使ったり、さらにChatGPTに歌詞を作ってもらって、それぞれを組み合わせてみたり、そこから新しい歌詞を書くという感じです。

また、自分の場合は、歌詞を依頼するのではなく、イメージする言葉をChatGPTに出力してもらうようにしています。

例えば、前述のチョコミントアイスの歌については、

チョコミントアイスのあるあるを教えてください。

とChatGPTに依頼しました。

で、出てきたの歯磨き粉っぽい味って言われがち、好き嫌いが分かれがち、人に勧めると微妙な顔されがち、と出てきたので、それを歌詞に採用しています。

サビを決める

個人的に最初に決めるのはサビ部分です。

そこに一番気に入ったフレーズを入れる感じ。もちろん、自分で作った歌詞でも問題ありません。

チョコミントアイスの場合は、「ひんやりスーにパリ甘最高!」は自分で作成しました。

で、あとは、以下の歌詞の構造に合わせて、歌詞を当てはめていきます。

余談:韻を踏む

余談ですが、サビ部分は最後に韻を踏んだ方が、ノリが良いというか、歌うテンポが良い気がしました。ただ、韻を踏むのは結構大変です。

ChatGPTだと日本語で韻を踏むのが結構苦手というか、うまく出力されないことが多いかなと。

そもそも日本語は、平仮名、片仮名、漢字とあり、漢字は音読み訓読みがあって、熟語だと特殊な読み方をする場合もあるためだと考えられます。

英語の場合は、ChatGPTで依頼するとサクッと韻を踏んでくれるので、英語の曲で韻を踏みたいのであれば、ChatGPTで作成すると楽です。

歌詞の構造

個人的には、

[Chorus]
[Verse 1]
[Chorus]
[Verse 2]
[Chorus]
[Bridge]
[Chorus]
[End]

が一番しっくりきました。

[Chorus]はサビの部分で、一番サビが重要だと考えているため、4回サビを入れています。

最初に[Chorus]を入れる理由

最初に[Chorus]にしているのは、一番印象に残る部分を最初に持ってくることで引きにするため。

曲をSuno以外で上げるとすると、ショート動画になるかなと思うのですが、最初の数秒で次の動画に行ってしまう人が多いので、そこでサビだけでも覚えてもらうのが良いかなと思ったからです。

[Bridge]で曲の変化を付ける

個人的には[Chorus][Verse]でワンセットで考えています。

それを2回繰り返すことで、それが曲のベースであることを明示している感じ。

で、3回続くと単調になってしまうので、[Verse]を[Bridge]に変えて、変化を出しています。

[Verse]の後に[Bridge]という考え方もあるのですが、その部分がちょっと冗長になってる印象があって、[Verse]部分が相当引きが良くないと、長いなと感じるかなと。

曲は3分未満が望ましい

曲は長くすることもできるのですが、個人的には3分未満が良いと考えています。

その理由は、Youtubeのショート動画の時間上限が3分なため(2024年10月15日以降)。

なので、3分未満であれば、そのままYoutubeショートにアップすることが可能です。

Suno AIの曲では試していないのですが、以前3分きっかりの動画を上げた時にショート動画ならなかったことがあり、ぴったり3分だとショート動画に変換されないことがあるかもしれません。

ということで、上記の基本構造に落ち着いたのは、曲が長くなるのを防ぐ意味もあります。

[End]は付けたほうが良さげ

Suno AIで曲を作っていると、無駄に最後に曲が続くことがあります。

最初は短い曲しか作れなかったのが、今は長尺の曲が作れるようになって、逆に曲を長くしようというロジックが働いているようです。

また、v4の段階では、まだ曲の長さを決められないので、歌詞が終わった後に、無駄に伴奏が続くという状態になっています。

しかし、[End]を入れると比較的、そこで終わるようになることが多いです。といっても、長くなることもありますが。

なので、現状では無いよりはあった方が良いという感じです。

歌詞は平仮名にすると比較的安定する

歌詞を作成したら、そのままSuno AIで曲を作成するのではなく、一度すべて平仮名にした方が良いです。

また、意味が切れる部分で半角か全角のスペースを入れた方が、変な切り方で歌われることが無いと思います。

注意点として、「〜は」については、基本的には「Wa」と歌ってくれることがほとんどですが、たまに「Ha」と読むので、「は」は「わ」にすると良いです。

一応、ローマ字で作ることも試してみたのですが、結構しんどくて、平仮名に落ち着きました。

完全に制御したいなら、ローマ字が良い気がします。

[Intro]と[Outro]について

最初と最後に少しテイストを変えて歌詞を入れたい時に使います。

[Intro]は最初で、[Outro]は最後([End]の前)です。

あんまり長く[Intro]や[Outro]があると、曲全体のバランスが崩れるイメージがあるので、短めが良いかなと個人的には思っています。

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