スプリガン マンガレビュー 個人的ベストマンガの1つ

投稿者: | 2021年6月12日

スプリガンとは

主人公の高校生 御神苗優はアーカムというオーパーツ保護組織の特殊エージェント スプリガンの一員。筋力を増強するアーマードマッスルスーツを着て超古代文明のオーパーツを狙う世界の様々な組織から守りながら、人間が扱えないようなら封印するのが役目。

原作 たかしげ宙先生、作画 皆川亮二先生の作品で1989年から1996年に連載。アニメ映画にもなっています。

評価

☆5/5

個人的に様々なマンガを読んできましたが、最高傑作の1つだと思っています。

おすすめポイント

  • ワーウルフ、中国拳法の達人など、最強のエージェントたちの戦闘
  • オーパーツに対する斬新な解釈
  • 激アツキャラクター ボー・ブランシェ

まず、個性的なキャラクターたちによる戦闘がとても楽しいです。主人公自身はアーマードマッスルスーツで強化していますが、同じスプリガンでも生身で戦っているエージェントもいます。また、敵も同様にオーバーテクノロジーを使ってくるので、超人 VS 超人という激しい戦闘が楽しいです。

スプリガンが秀逸なのはその設定。オーパーツというのはその時代にそぐわないテクノロジーの異物が出てくること。例えば、ガラスのドクロ。当時の技術ではこれほどキレイにドクロの形を再現するのは難しいことからオーパーツとして話題になっていました。スプリガンでは、それを超古代文明が作ったという設定で、実はxxするとすごいことになる!という斬新な発想が面白いです。

アニメ映画にもなったのはノアの方舟。もし、ノアの方舟が超古代文明によって作られたものだとしたら、それはどんなテクノロジーなのか?と想像を掻き立てる内容になっています。

そしてスプリガンを読んだ人なら必ずと言っていいほど好きになってしまうキャラクター ボー・ブランシェ。ネオ・ナチスのエージェントとしてドイツ帝国復興を目指しているのですが、まあ激アツ展開に胸が熱くなります。暑苦しいところはありますが、グッとくるキャラクターです。

他にもたくさん良いところがあるので、ぜひ読んで欲しいマンガ。超古代文明系が好きな人やバトルマンガが好きならおすすめ。何度も読み返してしまう傑作中の傑作です。


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