終末のワルキューレ マンガレビュー ザ・勢い!

投稿者: | 2021年6月22日

終末のワルキューレとは

終末のワルキューレは、13の神と13人の偉人が人類存亡をかけ対決するバトルマンガ。

神々より人類滅亡が決定されたが、戦乙女 ブリュンヒルデが人類と戦って決定すべきと提案し、神 VS 人類最終闘争(ラグナロク)が実現する。

人類からは、呂布奉先、アダム、佐々木小次郎、ジャック・ザ・リッパー、雷電為右エ門、始皇帝、レオニダス王、ニコラ・テスラ、沖田総司、グレゴリー・ラスプーチン、ミシェル・ノストラダムス、シモ・ヘイヘ、坂田金時がエントリ。

神々からはトール、ゼウス、ポセイドン、ヘラクレス、シヴァ、釈迦、毘沙門天、ロキ、アポロン、スサノヲノミコト、アヌビス、オーディン、ベルゼブブがエントリ。

人類には秘策として戦乙女たちが神器となった武器(神器錬成)が与えられ神殺しに挑む。

2018年連載開始。原作 梅村真也先生、構成 フクイタクミ先生、作画 アジチカ先生。2021年6月からNetflixでアニメ開始。

評価

☆5/5

勢いだけで駆け抜ける!そんなマンガかなと思います。まず、設定が中二病感満点。もはやワクワクしか感じない設定です。個人的には第一戦目の呂布奉先 VS トールってだけでワクワクしましたし、非常に面白い対戦でした。

終末のワルキューレに登場する神々も個性的に描かれていますが、やはり人類の個性が本作の見どころなのかなと思います。

というのも、呂布奉先や佐々木小次郎などは有名な武将であり剣豪でありという感じでわかりやすいですが、アダムとか、ノストラダムスとか、えっ?どうなるの?って感じで、どんな展開になるのか予想するだけでも楽しいです。

神殺しの13人というのも、設定としては面白いですね。これまでマンガやアニメなどで神殺しの異名を持つキャラクターというのはいましたが、複数人の神殺しを描くというのは斬新なアイデアだなと思いました。

作画も個性的で勢いがある画風ですので、設定の勢いそのまま突き抜ける感がとてもマッチしていると思いました。

とにかく設定勝ちな作品ですが、バトル系マンガが好きならハマれると思います。かなりおすすめ。


ちなみにラグナロクとは神々の黄昏と約されることが多いですが、もともとは神々の(死と滅亡の)運命という意味らしいです(Wikipediaより)。

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