
思ったことをつらつらと。
結構前から思っていることがあります。
それは失敗に関する情報共有というか、失敗についてもっとフランクに話せる場があった方が良いのでは?ということ。
失敗に関する考察というかメモで書いたのですが、失敗のデータベースなどはあって、類型化はされているものの、それがうまく活用できていない気もしてます。
その一番の理由は、失敗を話しにくい、公にしにくいことが原因かなと。
何かミスや失敗が発生した時、通常は報連相よろしく、すぐに上長に連絡しなければなりません。
そして、状況を共有し、ミスや失敗に対処するというのが、組織の一員としてのあり方です。
しかし、多くの場合、ミスや失敗は隠される傾向にあります。
最初にミスや失敗が発生した段階で対応できていれば、リカバリが効く問題であったとしても、時間経過によって取り返しのつかないことになることも多々ありますよね。
まさに、そこに問題があるんじゃないかなと。
であるならば、もっと失敗を言いやすい風土を作るのが、最初にやるべきことではないかな?と思っています。
で、その方法が失敗のワークショップというわけです。
どんな人間でも失敗は必ずします。
大切なのは、人間は失敗する生き物であり、それに対処できるということです。
失敗を放置しないことが大切かなと。
理想的には失敗をちゃんと言って、それに対処した人が評価される人事システムが個人的には望ましいとも考えています。
というのも、自分が働いた会社では、多くの場合、失敗を隠す人が上に立ち、率先して失敗を隠そうとしていたからです。
もちろん、上に立つ人ですから、元々の能力は高いため、失敗があったとして他でカバーしています。
しかし、自分としては、その失敗をちゃんと共有した方が、最終的に組織としては成長できるんじゃないかなと思っている次第。
まあ、人間、誰しも自分を良く見せたいというのがありますから、仕方ないことはわかっていますが。
ただ、失敗をちゃんと言え、失敗を共有でき、それに対処し、同じ過ちを繰り返さないようにする方が、効率的じゃないかなあと。