評価・レビュー
☆4/5
シャークトパスとは、シャーク(サメ)とオクトパス(タコ)の合成モンスター。この時点でなんとなく想像は付くと思いますが、本作はいわゆるB級モンスター・パニック映画です。ジャンルとしてはホラーアクションコメディかなと思います。
狼鯨は狼とクジラの合成モンスターで、その2体が暴れまわるという話。
本作はシャークトパス シリーズ3作目。B旧映画のサメものでシリーズが続くというのは非常に珍しく、パッと思いついたのはシャークネードかなと。
そういう意味ではB級サメ映画では傑作のシリーズと言えますね。
この手のB級作品が好きなら普通に楽しめる作品です。ただ、普通の人は見てもあまり楽しめないかなと思います。
CGとかは結構頑張っていますが、やはり予算のある映画に比べれば厳しいですし、ストーリーも若干冗長気味なところはあります。
ただ、いわゆるホラー映画の定番的なお約束も入れつつ、挑戦的な作品かなと思いました。
日本の場合、こういう作品ってあんまり作られないというか、見た目で評価されるから作らないのかもしれませんが、チャレンジングな作品は個人的には好きですし面白いなと。頭に思いついたことを、形にするのって素晴らしいですよね。
映画としては高評価になりにくいですが、個人的にはアイデアとチャレンジングな精神を評価し☆4としました。
あらすじ的な
アメリカ軍が産み出してしまったタコとサメの合体生物兵器“シャークトパス”。この史上最狂のハイブリッド・モンスターは、更なる驚きの進化を遂げ、ついに海を飛び出し陸でも暴れまくり、人間界に牙を向け始めていた。ある日、マッドサイエンティストが、最大の海洋哺乳類のクジラ科の中でも、自然界での天敵は存在しないと言われている最強シャチと、最恐の哺乳類オオカミの遺伝子を人間に組み込み、信じられない合体生物を産み出すことに成功“鯨狼=ホエールウルフ”が誕生する!そしてついに、シャ-クトパス撃退に向けて、最凶合体モンスターが世に放たれる!
『シャークトパス VS 狼鯨』映画オリジナル予告編 – YouTube
2015年作品で、アメリカケーブルテレビチャンネルSyfy(以前はSci-Fiチャンネル)で放送されたテレビ映画。
個人的に一時期Sci-Fiチャンネルの番組を結構チェックしていたので、テイストも含めて納得です。
リンク
- ドラマレビューまとめ | ネルログ
- 映画レビューまとめ | ネルログ
- Amazonオリジナル作品レビューまとめ | ネルログ
- アマプラ:シャークトパス VS 狼鯨
- Sharktopus vs. Whalewolf – Wikipedia