三国志14とは
三国志14は、コーエーテクモゲームスから2020年1月16日に発売された三国志をテーマにしたターン制ストラテジーゲーム。日本では歴史シミュレーションゲームとして認識されています。
プレイヤーは三国時代の君主となり、中華統一を目指します。PS4でプレイし、今回はPK無しでの評価とレビューです。
プレイ動画
2回目のプレイで、シナリオ三顧の礼、難易度上級、劉備でプレイした時の動画です。
良かった点
武将の数が多い方が国が発展しやすいため、能力値が低い武将でも必要になります。また、能力値が低くても、役立つ個性を持っていれば、有利にゲームを進めることができます。つまり、単純に能力値が低いからと言って要らない武将ではなく、すべての武将に使い方があるのがとても良かったです。
中国が一枚マップになっており、行軍と戦闘が同じマップで行われます。個人的にこのシステムは好きで、三国志9も同じだったかなと思います。
信長の野望 大志にあった志システムのような主義というシステムがあり、主義が同じだと施政のコストが低くなるなど、君主との相性も重要なのは良かったです。これも最初に書いたように、能力値が低くても役立てる可能性があるため、良いシステムだと思いました。
ある程度、城を取ると中間エンディングというシステムがあり、そこでクリアも可能です。明確にクリアという区切りができたので、終盤作業感が強い三国志シリーズでは、中間エンディングが良いシステムだと思いました。
悪かった点
難しい判断なのですが、三国志14では一騎打ちの影響が大きく、一騎打ちに強い武将が強すぎる印象があります。一騎打ちで討ち取れば、敵部隊を壊滅できますし、討ち取れなくても敵部隊の士気を大きく下げることができるので、戦闘がかなり有利になります。
また、同士討ちといった計略が無いため、知力が高い武将がが戦闘ではあまり活躍できません。
外交も駆け引きがあるわけではないので政治力が高い武将も、基本内政要員という感じになっています。そこは少し残念な気がしました。
評価
☆5/5
個人的には大満足の一作。圧倒的なボリューム感で、すべてのトロフィーを取ろうとしたら、相当時間がかかるだろうなあと思いました。
コーエーの三国志好きなら、間違いなく楽しめる一作。武将データも豊富で、演義と史実の両方記述があるのも、個人的には嬉しかったです。
唯一、個人的に残念だなあと思ったのは、超級、極級の難易度が追加DLCだった点。追加DLCは最近の流行りだとは思いますが、個人的には難易度は最初の段階で全部開放しておいて欲しかったなあと思います。
そういえば、PK(パワーアップキット)が12月10日発売ですね。内容を見て、面白そうだったら、買おうかと思います。
追記 → 三国志14 パワーアップキット レビュー PS4 | ネルログ