評価・レビュー
☆4/5
ピアニストを目指したが才能が無かったので盲目の振りをしてピアノ調律師になった男が、依頼先で実際の殺人現場を目撃してしまうという話。2010年作品のショートドラマスリラー。
ジュリア(s)という映画が話題になっていて、オリビエ・トレイナー監督が以前に撮ったピアノ調律師も面白いということで視聴してみました。
短いながら恐怖感が非常に良くでていて、雰囲気がとても素晴らしかったです。
盲目だから余計なことを詮索されない
主人公が盲目のピアノ調律師のふりをしているのは、余計な詮索をされないため。ただ、結局振りは振りでしかなく、分かる人にはなんとなくわかってしまいます。
そのあたりが本作のテーマの1つでもあり、終盤の面白さなのかなと。
正直に生きるのがベストですが、それはそれで大変なときもあって、難しいですよね。
インド映画 盲目のメロディの原作
本作はインド映画 盲目のメロディの原作でもあります。盲目のメロディも面白いと評判なのですが、まだ未視聴。アマプラに追加されたら見ようかなと思っています。