ナイト・ウォッチャ― 映画レビュー 昔の自分を見ているようで心には刺さった

投稿者: | 2022年3月31日

評価

☆3/5

なんとなく、全体としてふわっとしている感じの映画で、地に足がついてない印象を受けました。

アスペルガー障害を持った人が主人公の話だけど、恋した陰キャ(経験談)が話す内容はこんな感じだと思ってしまった。

自分の場合、いろいろと自分の性格改造をしたので、今はそんなことは無いのですが、昔を思い出すとまあこんな感じだったなあとか。

なので設定は興味深いけど、個人的に主人公たちのやり取りがそこまで特別な感じがしなかったです。

ジャンルとしてはサスペンスになるのかな? そのあたりもちょっとフワッとしている感じはしますね。

話としては

ホテルの夜間受付をしているアスペルガー障害を持つバートは、自身のコミュニケーション能力を向上させるためホテルの部屋に隠しカメラをしかけ、家に帰って人の動きを観察し、ビデオを再生して人とのやり取りの練習などをしていた。いつものようにバートが家で監視カメラの映像を観ていたら、女性が殺されそうになり、慌てたバートはホテルへ向かうが女性は殺された後だった。第一容疑者となったバートであったが証拠が無く、他のホテルの受付に移動となる。そしてそこでアンドレアと出会い、アンドレアに好意を抱くのだが、アンドレアが付き合っている男性が、殺害をした男性だと気づいてしまう。バートはアンドレアを守るために行動をするのだが・・・。

うーん、前置きが長い。たぶん、あらすじの長さも本作があまり人気が出なかった理由かも。わかりやすくサクッと説明できる方が、受けやすいですからね。

原題はThe Night Clerkで夜の店員みたいな意味。

海外でもそれほど評価は高くないみたいですが、個人的には陰キャな昔の自分(今も陰キャではあるけど)を見ているようで、ちょっと心には刺さりました。

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