評価・レビュー
☆4/5
ムーンフォールが7/29にアマプラへ追加されたので早速視聴。
月が落ちてくる!という話。設定ですでにワクワク感が止まらないですね。個人的にはかなーり楽しめました。
見どころとしては、やはり月が近づいてきて、地球にいろいろな変化が起きるところかなと。月にはいろいろと秘密があって、そのせいで地球はえらい騒ぎになります。いわゆるディザスター系なんですけど、一時期すごく流行ったのですが、最近あんまり見ない気もします。なので、結構新鮮な感じで良かったです。
話としては最初の段階で、結構オチまで読めるので、水戸黄門的な映画なのかなと。こういうちゃんとしたパターンの映画って評価がされにくいところもある気がします。
個人的には王道的な感じでしっかりまとまっていたので評価高めです。いわゆるアメリカ映画でいうところの、ハッピーエンドと家族愛みたいな感じ。
ちょっと気になった点といえば、映画内での時間経過ぐらいかな。まあ、2時間でまとめなければいけないので、少し足早というか、シーン的に一瞬で日数が進んでいるところもあって、もう少し説明があっても良かったのかも。
あらすじ
2021年、NASAの宇宙センターは衝撃と緊張に包まれる。謎の力で軌道から弾かれた月が、数週間で地球に激突するというのだ。謎に立ち向かう危険な任務に、NASA副部長のジョー(ハル・ベリー)、超一流の宇宙飛行士だったが、ある事故の責任からNASAをクビになったブライアン(パトリック・ウィルソン)、自称“天文学博士”で陰謀論者のK.C.(ジョン・ブラッドリー)が挑む。果たして、最終手段の核爆弾が用意され、人々がパニックに襲われる中、彼らは人類を救うことが出来るのか? そして月に隠された秘密とは?(C) 2022 UK MOONFALL LLP All Rights Reserved
ムーンフォール
若干ネタバレ的な
本作では月が何者かによって作られたという設定になっています。で、この手のエイリアンものって、昔めちゃくちゃ流行ったんですよね。
ただ、現在の科学はかなり進歩し、知識レベルが上がったこともあって、荒唐無稽な話でバカバカしいとして、評価が低くなりがち。
個人的にはSFとして、様々な夢想がこうして映像化されるのはエンタメとして楽しいんですけどね。
逆に物理学の最前線の内容を盛り込んだ話だと、今度は読者がついていけないという問題もあるので、このあたりのバランスって難しいんだろうなあと。
例えば、映画リセットではマルチバース宇宙論(多元宇宙論)を上手く盛り込んでいるのですが、レビューを見る限りそのあたりって全く理解されてないですよね。そういう意味で、なかなか映画って難しいなと思いました。
個人的には月が落ちてくる!という設定だけで、もう楽しかったので☆4評価にしています。