海底47m ホラー映画レビュー 好みはあるがサメ好きなら

投稿者: | 2021年6月25日

海底47mとは

海底47mは、檻に入って海中に潜りサメなどの間近で楽しむことができるシャークケージングダイビングをしたら、檻のワイヤーが切れて落下、海の中に閉じ込められるというサメパニックホラー映画。

周囲にはサメが徘徊、残り少なくなる酸素、繋がりにくい無線と、主人公たちに迫る様々な恐怖。果たして生きて海から出られるのか・・・。

2017年作品。

評価

☆5/5

まず、海底で檻に閉じ込められるという設定を生み出したのが素晴らしいなと思いました。その設定だけで☆5と言っても過言ではありません。本作以降、似たような設定の映画が制作されていることからも、本作が映画シーンに与えた影響は大きかったと言えるでしょう。単純に檻の中ではなく、海底に落ちていくというのが秀逸です。

全体的にグロいシーンはそこまでありませんので、サメ映画の中では比較的観やすいかなと思います。うまくドキドキ感を保ちながら話が進んでいくので、日本のホラー映画的な要素も少しあるかもしれません。

個人的には大変楽しめました。設定の良さを抜きにすると映画としては☆4という感じ。サメ映画好きはぜひ観てほしいですね。こういうタイプの方向性のサメ映画もまた面白いです。


ちなみに潜水病の科学的云々という批判から評価が低くされがちですが、そもそも映画はすべてフィクションなので、そこを突っ込むのであれば実際の映像を使ったドキュメンタリーを観たほうが良いと思います。

知識として知っておく必要はありますが、AVを観てそれがリアルだと思っている人たちと同じレベルのだということは理解しておいた方が良いです。

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