人に期待していないから、怒らないという話

投稿者: | 2025年3月6日

個人的に思ったことをつらつらと。

めったに怒らない

自分は基本的に怒らないです。

どんなに酷いことをされても、どんな結果になったとしても、怒りという感情がほとんど起きません。

一瞬、イラッとすることはありますが、一瞬で収束します。

だいたい1秒ぐらいかな。イラッとしても。

なので、怒鳴るとかも無いです。

あと、怒りが続くこともありません。

部下が失敗したとして

例えば、部下が失敗したとて、プロジェクトがうまくいかなってしまった時、たぶん、多くの人は怒りの感情が出てくるのかなと。

ただ、自分の場合は、失敗する可能性をちゃんと補足できず、フォローできなかった自分に問題があると思っています。

これは外注するときも一緒ですね。

納期を守られなかった、クオリティが低かったなどが発生した場合、それを予測して準備しなかった自分が悪いという考えです。

そもそも人に期待していない

これはあくまで個人的にですが、そもそも自分は人に期待してないんですよね。

xxしてくれるだろうみたいなことはほとんど考えてないというか。

xxしてもらうためには、自分はどうすべきか?という感じです。

期待しているから怒りが生まれる

これはあくまで個人的な見解ですが、感情というのは、未来予測との差分で生まれると考えています。

つまり、怒りとは、良い未来予測をしたけれど、それとは違う結果になり、そこに差分が生まれ、それを損失と考え、取り戻そうとする感情という感じかな。

だって、どんなに悪い結果であっても、それが起きるという予測を立てていれば、怒ることないじゃないですか。

やっぱりね、ぐらいにしか思いません。

だって、起きるべくして起きたわけですから。

つまり、期待とは、その人にとっての良い未来予測です。

未来は誰にも予測できないはずなのに、なぜ期待するのか?

さて、皆さんは完璧に未来を予測できますか?

できないですよね。

そうなんです。未来予測なんて誰にもできないんです。

なのに、未来予測しちゃうんです。人間って。

これはどうしようない。

だったら、どうすべきか?

悪い未来予測も立てておくことです。

最近、知ったのですが、実行意図という言葉があって、ざっくり言うと失敗した時の計画を立てておくことだそうです。

失敗したときの計画があると、心のもやもやが消える(不安はあるけど) | ネルログ

そうすると、精神的ダメージが小さくて済み、失敗に対するリカバリも早くなり、結果として損失を減らせるし、軌道修正がしやすくなります。

自分は結構無意識にやっていて、もちろん良い未来予測もするのですが、基本的に最悪のケースを考えておくことが多いかなと。

良い未来予測を実現したいのは誰か?

また、そもそも論ですが、良い未来予測を実現したいのって、自分ですよね?

なんで、その未来予測を実現することを、他者の手に委ねるのでしょうか?

だって、他者には他者の未来予測がありますし、状況がありますし、どうしようも無いときもあるわけです。

それって、自分ではコントロールできないじゃないですか。

なんで、コントロールできないものに、自分の目的達成を委ねられるんですか?

ぶっちゃけ宝くじ買うのと一緒で、ギャンブルですよ。そんなの。

なので、自分は基本的に人に期待してないです。

コントロールできるのは自分の行動だけ

コントロールできるのは、自分の行動だけで、それで相手がどう反応するかだけしか考えてないです。

で、その反応は、良い場合もあれば悪い場合もあって、それぞれに対応を決めておくというか、

まあ、そもそも良いときって、別に対応を決めておく必要はなくて、悪いときだけで良いかなと。

なので、実行意図ってのが良さげな気がしました。


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