Endless Dungeon – マゾゲー感あるTD+ローグライクツインスティックシューター

投稿者: | 2024年1月24日

評価・レビュー

☆4/5

Endless Dungeon(エンドレスダンジョン)は、いわゆるローグライクツインスティックシューターです。

最大の特徴は、タワーディフェンスの要素がある点。

単純にダンジョンを探索するのではなく、探索しつつクリスタルボットという拠点を守る必要があります。

様々な種類のタレットを配置することができるので、タレットに防衛を任せることも可能です。

このあたりのプレイ感は他にはないゲームシステムで、個人的にはかなり楽しめました。

また、ダンジョンへは最大3人のヒーローを選んで潜ることになります。

ソロの場合にはボット2人で、オンラインの協力プレイも可能です。

ヒーローは合計8種類でそれぞれ特徴があり、クエストを達成すると最大3つまでヒーローを強化できるチップを装備できます。

武器の種類も豊富で、さらに属性もあるので、毎回違った武器でダンジョンを攻略していく必要があるのも良い点です。

総じて非常に面白いゲームシステムで、難易度も選べるのでアクションゲームが苦手でもクリアできます。

楽しいゲームではあるのですが、個人的に残念というか、惜しいというか、ハマりきれない感じで、☆4としました。

以下、個人的に微妙に感じてしまった点。

1プレイの時間が長い

慣れてきたらもっと早くなるのかもしれませんが、いろいろと考えながらプレイするとクリアまでに2時間30分〜3時間かかります。

そのためオンライン協力プレイをするにしても、かなり腰を据えてプレイする必要があるのが難点。

友人と一緒にプレイするにしても、知らない人とプレイするにしてももう少しサクッとプレイできた方が良い気がしました。

マゾゲー感

ヒーローはチップを3つ装備できるのですが、チップはそれぞれ決まったものから選ぶタイプです。

そのためある程度使うチップが決まってしまうと、ひたすらダンジョンに潜るだけで、やることが無くなってしまいます。

難易度が複数あり、さらにカクテルという縛りプレイの要素もあるのですが、結局初期状態のヒーローの強化がすぐに無くなってしまうので、自らハードルを設定して自ら苦行をすることになり、かなりマゾゲー感が強いです。

ですのでモチベーションの保ち方が難しいゲームだなと。

チップがドロップアイテムだったら

個人的にですが、チップがドロップアイテムで難易度が高いダンジョンだとより良いチップがゲットできるみたいなゲームシステムだったら、かなりプレイ感は変わったんじゃないかなと。

報酬があれば難しい難易度にも挑戦するモチベーションが湧くので。

おそらくチップで攻撃特化型を作られるとゲームが崩壊するため、それを避けたのかなと思います。

その点が一番惜しい点かもしれません。

TD+ローグライクツインスティックシューターというコンセプトは非常に良かったので、もう少しゲームシステムをシンプルにして、ハクスラ要素を入れ、サクッとプレイできる感じにしたら、傑作ゲームになった可能性はあるなあと。

配信プレイ動画

難易度フレンドリーでクリアするまでを動画で配信しました。

クリスタルボットが柱に引っかかり進まない不具合に遭遇して、モチベーションが結構下がりましたが、なんとかクリアはしています。

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