呪術迷宮 Cursed Labyrinth シンプルでわかりやすいカードゲームRPG

投稿者: | 2023年11月20日

評価・レビュー

☆5/5

呪術迷宮 Cursed Labyrinthは中央にある5つのフィールドにカードを配置して戦うカードゲームRPGです。

5つのフィールドには敵が先にカードを配置します。

自分の手番では、空いている場所に配置するか、カードを重ねて合成し威力をアップするかです。

配置し終わったら右の▶ボタンを押すと、カードが左から順番に解決されていきます。MTGのスタックみたいなイメージですね。

カード合成では、カードの下にカードごとに数値があって、合成した際に数値が合計され10以上になるとカードが破壊されてしまいます。

さらに敵が配置したカードに合成も可能(合成不可の場合もあるけど)。

つまり、敵のカードを破壊して自分だけカードを置くこともできるわけです。

このカード合成のシステムが秀逸だと思いました。

カードは戦闘後にゲットしたお金で購入可能です。また、同じように戦闘後にゲットした経験値でHPを増やしたり、職業を追加したりすることができます。

集めたカードを使いデッキを作るのですが、コンボ的なものは無く、逆にシンプルにすることでカードゲーム初心者でもプレイしやすいのが特徴です。

どんなジャンルのゲームもそうですが、面白くするために複雑化していくゲームが多いですが、本作は逆にコンボなどの要素をうまく削ぎ落としながらも、独自の戦闘システムを導入することで、うまくゲームシステムとしてまとまっているなあと感じました。

また、自分はiOS版でプレイしましたが、ダウンロードが無料です。広告を見ると戦闘後に選択して貰える報酬を増やしたり、復活したりできます。

ただ、広告を見なくてもプレイできるというのは(無駄に時間がかかるので見たほうが効率的ですけど)、かなり珍しいなと思いました。

そういう意味では広告を見るのが嫌いな人でも、かなりプレイしやすいかなと。

何度も同じステージに挑戦して、カードを集め、職業を解放して強くなっていくタイプのゲームなので、死んだら最初からになるのでローグライクでもあります。

ただ、ローグライクデッキ構築型かというとちょっと違うかなと。というのも、戦闘後の報酬にカードがあるのですが、それはすぐにデッキに入るわけではなく、次のプレイ時に自分でデッキに入れる必要があるため。

つまり、作ったデッキでダンジョンに挑むゲームで、デッキ構築型の要素はありません。

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