僕らは奇跡でできている ドラマレビュー 心に刺さる

投稿者: | 2021年6月2日

僕らは奇跡でできているとは

僕らは奇跡でできているは、マイペースな大学講師 相河一輝が周囲巻き込んでいくハートフルストーリー。主人公は面白がる天才と評され、様々なことに疑問を持ち、独自の世界観で世の中を解釈していきます。

例えば、ウサギとカメの童話でなぜカメはウサギに声をかけなかったのか?という謎が出てきます。一般的にウサギとカメの童話は、ウサギが油断して寝ている横をコツコツと頑張って進んだカメが追い抜くというお話で、継続した努力の大切さがテーマとされています。物語が進むにつれて、この謎の答えが出てくるのですが、とても興味深いです。

そんな感じで一般常識と思っていることが、実は単なる思い込みだったり、当たり前と思っている事柄を掘り下げてみると実はよく知らなかったりと、ちょっとしたアハ体験ができます。目からウロコが落ちるとはまさにこのことかなと。

あまり構えず気軽な気持ちで見るのがおすすめ。

2018年のドラマで 主演は高橋一生さん。

評価

☆5/5

本作の特徴を一言で言えば、人生をつまらなくしているのは自分自身ということかなと個人的に思いました。

前述したように主人公の相河一輝は、世間では当たり前のことに疑問を持ち、そしてそれを別な視点から解釈していきます。この解釈が変ではなくて、至極まっとうなんですよね。だからこそ、心にささる言葉が多いです。

個人的に仕事に疲れていてお休みし、今後どうしようかなあと思っていた時に観たドラマで、いろいろと人生観が変わった気がします。仕事に人生に疲れている人はぜひ一度観てほしい作品です。

なんだろうな、個人的にですが、無理して生きる必要はないってのが一番感じたことかも。無理しないで生きる方法もあるんじゃないの的な。

スローテンポなストーリー展開ではありますが、それが逆に疲れている時にはちょうどよい心地よさだと思います。

騙されたと思って数話観てほしい作品です。きっと最後まで観てしまうと思いますよ。


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