ドキュメンタリーバミューダ・トライアングル呪われた海域 – 30年かけて作った残骸地図が素晴らしい

評価・レビュー

☆4/5

バミューダ・トライアングル呪われた海域は、バミューダ・トライアングルの近くで沈んだ船や航空機について、海中に潜って残骸を探し、なぜ船や航空機が沈んだのかを考察するドキュメンタリー番組。Amazonプライムで視聴。

制作はドキュメンタリー作品をメインに制作しているヒストリー。

海中に実際に潜って調査するというコンセプトが面白く、実際に見つけた残骸の動画や写真などから、その残骸の特定をするという手法も良かったです。

ただ、残念というか、本作ではバミューダ・トライアングルとは言いながらも、調査するのはトライアングルの外側の海がメイン。

一部、違う点もありますが、バミューダ・トライアングル自体の調査ではなかったのが、少し残念なところでした。

また、途中でUAP（昔で言うUFO）の話も出てきて、少しアヤがついてしまった感はあります。

もっと科学的検証がメインかなと思っていたので。

それでも海中の残骸という、なかなか調査がされない部分へのフォーカスや、バミューダ・トライアングルの残骸地図を30年かけて作った人の功績は素晴らしいなと。

魚群探知機などの機器で海底に何かありそうだとか、漁師が網を切り裂かれたとか、そんな情報から作った地図なので、本当に何が沈んでいるかはわからないというのもワクワク感があります。

また、本ドキュメンタリーでは、バミューダ・トライアングルで船や航空機が消失する原因としては、

を主に挙げていました。

それぞれについて専門家の話も聞いていて、大波などは実際にブイを浮かべて調査しているので、かなり信憑性が高い話かなと思います。

海は地球の7割を占めるため、まだまだ未知の領域や未発見の情報が多いだろうなあと。そんなことを感じました。