アミテージ・ザ・サード アニメレビュー

投稿者: | 2021年6月18日

アミテージ・ザ・サードとは

アミテージ・ザ・サードはサードという第3世代の非合法アンドロイドをテーマにしたサイバーパンク作品。火星警察(MPD)でサードでもあるナオミ・アミテージと、アンドロイドを憎んでいるロス・シリバスの2人が、サードにまつわる事件を追いながら、サードとは何か? どうして作られてたのか? を解明していきながら、人間と極限まで人間に近づけたアンドロイドとの差とは何かを問う作品。

1996年にOVAがリリースされ総集編の劇場版 ARMITAGE III POLY-MATRIXが公開。また、2001年に続編 ARMITAGE DUAL-MATRIXが公開された。

評価

☆4/5

日本ではあまり受けなかったが、海外では評価が高い作品。1990年代作品ということもあり、映像に多少古めかしさはあるものの、話の骨子やテーマは興味深い。単純に心があって人と恋愛できるという話で終わらせていないところが、本作の評価が高い点だと思います。

まあ、これほど人間に近いアンドロイドというのは現在の技術では難しいですし夢物語であることは確かですが、ある種の思考実験としては面白いですよね。

20年ぶりぐらいに改めて観たのですが、よく出来てるなと思いました。なんで日本で受けなかったんだろうなと。攻殻機動隊とか好きな人は結構気に入ると思います。


コミカライズもされており、個人的には最初にコミックで知りました。アニメ版とコミック版ではかなり話が異なります。また、コミックは火星警察本部に民間の航空機が墜落するというテロからはじまり、なかなかに興味深いです。

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