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思ったことをつらつらと。
目次
AIとか使う前に国語力なんじゃないか的な
最近、AIが便利でガシガシ使っています。
で、世の中では、Google検索は古い、AI検索の時代だなんて広告がバンバン流れているのを見て、疑問というか、何と言うか。
それらのサービスを使う前に、実はもっと重要なことがあるんじゃないかなと個人的に思ったわけです。
それが国語力なんじゃないかなと。
欲しい出力は最適な入力から生まれる
ぶっちゃけていうと、国語力が無いと、Google検索だって上手く使えないし、AI検索だって上手く使えないという話です。
どういうことかというと、自分が欲しい情報を得るために、最適な検索ワードを使わないと情報が出てこないという話。
これはAIについても同様で、自分が求めていることをちゃんと表現できないと、AIがちゃんと出力してくれないということでもあります。
AIだとプロンプト、Google検索だと検索ワードが入力です。
プロンプトを作るのに国語力が必要
プロンプトが大事だという本とか、ネットの情報が多いのはそのため。
ただ、そのプロンプトは、他の人が作ったものというか、作った人にとって最適なプロンプトでしかないんですよね。
ぶっちゃけ言うと、ちょっとズレがあったり、そもそも自分が求める出力の最適なプロンプトではないことの方が多いかなと。
つまり、突き詰めていくと、結局、自分でプロンプト作るしかないというか。
で、そのプロンプトを作るのには、国語力の特に表現力が必要なんじゃないかって話。
誰でもできることはAIに代替されていく
まあ、人が作ったプロンプトであっても、それほど問題ないことは多いのですが、結局、汎用化に頼るということは、それは誰でもできるということでもあるんですよね。
誰でもできてしまうということは、定型化できるということで、定型化できるということは、自動化できる可能性が高いので、AIにでもできそうだなって話。
というか、そもそも人が作ったものをコピペして終わるような仕事は、今後AIに代替されていくのは明白なので、厳しいだろうなあと。
だから、自分独自のというと大げさですが、その時々に合わせて、プロンプトを少しずつカスタマイズしていく必要があると思います。
それが人間に残された余地の1つ。
で、プロンプトのカスタマイズには、やはり国語力が必要なんじゃないかと。
あと、今後、プロンプトについては、AIの次の波は『プロンプト分析系サービス』でも書いたのですが、多くの人間のプロンプトを分析することで、より最適なプロンプトを書いてくれるAIが出てくるだろうなと。
というか、ChatGPTなどに、そういう機能が追加される気がします。
人間が仕事をする必要性は下がっていく
そうなると、人間って必要ないかもなあとか思ったりもしました。
じゃあ、人間が必要無くなるじゃないかという話もあるのですが、確かにその通りで、特定の領域を除いて、たぶん人間の方がコスパが悪いので、AIに代替されていく気がします。
なので、人間の仕事が無くなっていくわけです。
働けない人が増えると、経済がぶち壊れるのは目に見えています。
お金が動かなくなるからです。
あと、人口が減れば、その分、国力も低下します。
加えて、2:8の法則もあるので、最初は働いて稼げた人も、徐々に能力の無い人から、淘汰されていくわけです。
で、その解決策は?というと、もうベーシックインカムしか無いんじゃないかなって個人的には思っています。
正直、必要にかられてから制度設計をしても遅いので、今のうちから、将来を見据えて、ベーシックインカムの制度を作りはじめて欲しいなと。
まあ、そうは言っても、反対の方が多いのでしょうが。。。
ただ、今のAIの進化速度を考えれば、もうベーシックインカムへ移行準備をしておかないと、マズいのでは?と個人的には思っています。
ぶっちゃけ、今のAIって、能力的にはほぼ多くの人間を越えているので・・・。
人間に残された余地
と、悲観的なこと書いたのですが、人間にもまだまだ残された余地があります。
それは、まだ未開拓の分野とか、新しい物事、考え方、価値観などです。
AIはこれまでの人間の知識を学習したものであり、未開拓の分野や新しい物事、考え方、価値観などは、出力できません。
つまり、それが人間に残された余地です。
あと、禁忌的なもの。
現在のAIは、そのあたりに制限がかけられているため、出力をさせようとしても難しいです。
特殊な方法を使えば、変なことを出力させることもできますが。
なので、そのあたりも人間に残された余地なんだろうなと個人的には思っています。
ああ、そうだ、肉体労働系もまだ生き残れそうですね。
ロボットが一般的に使われるようになるには、まだまだ時間がかかりそうなので。
そう考えると、人間がAIのために肉体労働するのが近未来の社会の姿なのかも。
なんか、ディストピアみたい。