バベルの塔は神ではなくDNAが破壊した話

投稿者: | 2025年1月19日

バベルの塔とは、ざっくり言うと、旧約聖書の「創世記」第11章に登場する天にも届く巨大な塔のことで、神様が天に届かせるとは何事かとプンプン怒って、人間の言語を複数に分け、完成を妨げたという話。

つまり、現在の世界に多数の言語が存在するのは、バベルの塔があったからという理由付けになっています。

で、まあ、これを神話として片付けても良いのですが、ふとバベルの塔を破壊したのは、神ではなくでDNAなんじゃないかなあとか思ったわけです。

というのも、DNAは多様性を求めます。

それはDNAを残すために多様性が必要だからです。

正確に言えば、多様性を生み出すことができたDNAが残ったというのが正しいのかな。

多様性というのは、近年では他者を受け入れる的な文脈で使われることがあります。

ここでの多様性は、単純に種の多様性です。

ぶっちゃけ人間だけにとどまらないというか。

人類が滅亡したとて、DNAを持っている種が残れば、それで良きというのが、DNAというシステムです。

前述したように、多様性を生み出すことができたから、DNAが残ったという感じだとは思います。

つまり、バベルの塔によって言語が分かれたのではなく、DNAというシステムがそもそも多様性を生み出すもので、だから言語が別れているというのが正しいのかもなと。

ちょっと飛躍した考え方かもしれませんが、人間にとっての神という存在は、DNAそのものなんじゃないかという気もしてきました。

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