評価
☆4/5
タイトルでオチてる映画。B級ゾンビ映画としては普通に面白かったです。個人的にはもうちょっと津波のシーンを多めにというか、シャークネードみたいなシーンも欲しかったなあと。
ストーリーや設定も結構考えられていて良かったのです。ただ最大の見どころは、津波の中にわんさかいるゾンビのシーン。それが冒頭で来るので、そこからはちょっとダレ気味です。
ジャンルとしてはホラー・コメディなのかな。コメディ要素は薄め。
あと、ゾンビがめちゃくちゃ強いのも本作の特徴かなと。弱点はありますがちゃんと理由付けされていて良かったです。
この手のB級作品はアイデア勝負なので、そういう意味ではゾンビ+津波というぶっ飛んだアイデアは最高です。そういうのが楽しめる人向けの作品。
話としては
皮膚が青く変色した死体を船で釣り上げてしまったのだが、それは死体ではなくゾンビだった。どうも地震の影響で何かが起きたらしい。ゾンビは1人ではなく海中からわんさかと船にゾンビたちが迫ってきた。船で逃げようと思った矢先、地震が原因で津波が襲ってくるのだった・・・。
ちょいネタバレ:ゾンビが青い原因
本作ではゾンビが青い原因はリンであるとし、電気に弱いという設定になっています。これも面白いアイデアですね。
こういう細かい所の設定って話を面白くするので、とても大切だと思っています。そういう意味で、結構作り込んでいるなあと思いました。
また、ゾンビがガンガン襲ってきて、常に緊迫感を出そうとしているのも良かったです。ツッコミどころはいろいろとありますが、ちゃんと制作陣が考えて作られているのを感じられる良作。