Ver.3.0アップデートで、新カードセット「天都ノ國合戦 The Battle of Amatsu no Kuni」と新ヒーロー「お市」参戦しました。
初日からプレイして感じたことなどをまとめていきます。
目次
全体感
種族スピリットが多数増え、ようやくスピリットデッキが組めるような環境になりました。お市の参戦もあり、全体的に黒属性が充実している感じです。
赤属性は重貫通などのユニット増えました。可もなく不可もなく、総合強化された感じ。
緑属性はヒーローのライフを回復すると強化されるユニットがいくつか追加で、デッキ構成が多少変わりそうですが、使った感じではそこまで強くないかもという印象。
紫属性は鈍足に関するカードが多数追加されています。これまで以上にテクニカルなデッキ構成になりそうです。ただ、鈍足というマイナス要素からはじまるため、若干デッキスピードに難がありそう。
黒属性は墓地活用やスピリットの充実、死亡時に効果を発揮するユニットの追加でお市と組み合わせると面白い動きができそうです。
新ヒーロー お市の強さは?
すべてのヒーローアーツを試したのですが、「嘆キ、喚イテ、朽チ果テヨ!」が頭ひとつ抜けている印象です。
踊れ屍の腕
「踊れ屍の腕」は普通に強いヒーローアーツ。無難な印象ですが、墓地にユニットカードが無いとダメージが出ないため、デッキ構成がユニット主体にしないと強さを実感できません。ユニットが貯れば後半、真空波動拳を超える強さになりますが、序盤から中盤の安定感に少し欠ける印象。
嘆キ、喚イテ、朽チ果テヨ!
「嘆キ、喚イテ、朽チ果テヨ!」は、MP4以下の黒ユニットが3体復活し、さらに+1/+1と驚異的な強さ。AP28と重いですが逆転できる強さがあります。大神降ろしなどでユニットが排除された後に使うことが多く、大神降ろしに対抗できるヒーローアーツでもあるかなと思います。
また、種族スピリットがいろいろと追加され、ユニットを出しやすくなる上に、種族スピリットを強化するユニットもいて、場に残りやすいです。そのため、意外と「嘆キ、喚イテ、朽チ果テヨ!」を使わなくても良い場面も多いのが印象。スピリットの黒属性デッキが強いと言えます。
闇からの誘い
「闇からの誘い」はAP14で死亡時の能力を発動させるという効果。かなり頻繁に使えるのですが、死亡時の能力発動で強いユニットがそこまで多くないのと、若干能力が偏り気味なせいもあって、そこまでの強さは無いかなという印象です。
ただ、今後のアップデートや新カードセットの追加で大化けする可能性のあるヒーローアーツです。
注目カード
ランクマッチなどを通して対戦して個人的に強いなと思った注目カードをピックアップして紹介します。
島津義弘
赤属性のカード。MP8。注目すべき点は重貫通と自身に与えられる5以上のダメージを1にするという点。若干ヤマタノオロチのような感じ。島津義弘を強化して殴るだけのデッキが出てきそうです。排除できないとそのまま負けてしまうと思います。
長宗我部元親&暁丸
今バージョン、最も極悪と思われるカードが暁丸。暁丸は長宗我部元親をプレイ時に探索でゲットできるカード。
MP5で4/10、重貫通、圧倒、波及と圧倒的な強さ。45秒後に除外されるというデメリットはありますが、45秒の間にしっかり仕事してくれます。
氷唇輪入道
攻撃時にヒーローのライフが30だった場合、攻撃力が+1されるカード。序盤、放ってはおけないユニット。地味にHP7というのが嫌らしいです。すごく強いカードはではないのですが、出されると意外とめんどくさいカード。
戦国最強 本多忠勝
MP10というコストに見合う圧倒的なパワーを持つカード。最大の特徴は、「場にいる間、自分が受けるアクションカードの効果を5秒間停止に置き換える」というもの。
この効果、サンプル収集などのランダムでユニットを破壊する効果も対象になり破壊できません。つまり、殴り合いで倒すしか方法がないということ。
エックスのライフアップやアイルーのまもりの大盾との相性が抜群の1枚。
大谷吉継
MP3のユニットで初の圧倒持ち。攻撃時ランダムな敵ユニット1体に2ダメージでさらに与えたダメージ分ヒーローのライフが回復するという鬼仕様。
紫属性は鈍足を消すアクションカードやユニットがいるので相性抜群。1/8ということでなかなか倒しにくいのもあって、紫属性の鈍足デッキでは確実に入れておきたい1枚。
毛利元就
プレイ時にMP3以下の紫ユニットが2体出てくるというカード。鈍足が付くとはいえ序盤にMP7で湯トットが3体並ぶのは強いです。紫は今バージョン、鈍足を消して強化するカードがいくつかあるため、かなり相性が良いと言えます。エピックなので3枚入れられるのも特徴。
ツヅラオ
新カードセットではなくベーシックに追加されたカードです。種族スピリットを強化できるカードで、スピリットデッキには必須の1枚と言えるでしょう。後出し大神降ろしデッキなどにも対応しやすいです。
管ギツネ
目覚めると+1/+1されて、死亡時に再び出てくるというカード。目覚めさせるのが基本。俊敏が付いているので、攻撃力が2であっても放置できないです。赤属性のバーンデッキや黒属性のユニット排除デッキにも対応しやすいのが特徴。マジ強いです。敵で出てきたら厄介この上ない。
魔の手
HP5以下のユニットを破壊できる黒属性の新たな除去カード。環境によってはかなり強いカードだと思います。ヤマタノオロチもHP5以下にしてしまえば倒せるのが強み。
ユニットをたくさん出してくるウィニー系を排除するのにも使えますし、赤属性のラシードとかも排除できるは嬉しい限り。
尼僧 ツヅラオ&妖魔王 キュウビ
尼僧 ツヅラオが居る時に人間ユニットが死亡すると妖魔王 キュウビになります。この妖魔王 キュウビが鬼強い。なんと相手がアクションカードを使うとランダムに相手のユニットが破壊されます。
アクションカードでユニット除去しようとしているデッキは即詰みになる可能性もあるレベル。また、尼僧 ツヅラオ&妖魔王 キュウビともヴェールを持っているという・・・。ある程度ユニットカードが倒されるのを覚悟する必要あり。
尼僧 ツヅラオがMP6なので緑属性の自己誇張で引っ張ってこれないのと、レジェンダリーなので1枚しか入れられないのが救い。また、条件も若干厳しいので墓地活用デッキだとまわしにくいかったです。
お市
ベーシックカードに追加された1枚。墓地のスピリット分攻撃力がアップするカード。ウェスカーみたいな感じですね。ウェスカーよりもMPが多くて使いにくいように見えますが、最大の特徴は種族が人間とスピリットの両方ある点。
つまり、スピリットの強化対象になります。ツヅラオとも相性が良いですし、スピリット系は死亡時に他のスピリットを強化するユニットもあるので、スピリットデッキには入れても良いかなと思う1枚。
また、攻撃力2以下という限定はありますが死亡時に地味に敵を倒してくれるのも役立ちます。
激強ではないですが、バランスの取れた1枚。
幻妖言惑 お市
個人的に今回最初に生成したレジェンダリー。特質すべきは、スピリットユニットが死亡するとMPが下がる点。
スピリットデッキを組む場合、黒単が良いきがしますが、他の色属性と組み合わせても出すことが可能なカードです。
結構使いましたが、だいたいMP5ぐらいで出すことが多かったかなという印象です。
また、場に出てからも墓地のスピリットを出してくれるので、とりあえず盤面を制することが可能な1枚。