
思ったことをつらつらと。
現在の領土をその国の領土にしてみる
今後、領土の増減が交渉などによって発生するという前提で、現在の領土をその国の領土とする。
これをスナップショットとして保持する。
過去にどうこうというのは、すべてうっちゃる。
なぜならば、どの段階かによって領土が大きく変化するからだ。
歴史的な文献という意味では、中国や日本では古いものがいくつもある。
それに基づいても良いのだが、難しさはあるだろう。
文献の無い国の方が多いからである。
だから、今のスナップショットを基準にする方がわかりやすい。
領土の増減が一番揉めるところだろう。
国ではなく土地に住んでいる人の意見を尊重すべきでは?
ただ、個人的に言わせてもらえば、その土地に関することは土地に住んでいる人々の意見を尊重すべきなのではないかと思っている。
民族とか、歴史的などうこうとかではなく、実際に住んでいる人々が、どこに所属したいのかという話。
それを軍隊の力によってねじ伏せるのは、戦争と変わらない。
土地ごとに所属を自分たちで決める世界
ただ、例えば税金などの優遇措置などは、問題無いと考える。
あくまで、その土地にいる人々がどこに所属したいのか?というのが起点だからだ。
優遇されるのであれば、そちらになびくのは人間として当然だろう。
また、一度所属したからといって、ずっと所属しなければならないということにはならない。
つまり、所属の変更を認めるということだ。
これにより、世界の再編が可能になると思われる。
それらの地域が集まって、国のようなものになるイメージ。
ただ、今の国とは根本的に異なり、グループ企業みたいな感じが近い気がする。
また、国はトップダウンだが、こちらは土地ごとのボトムダウンに近いかなと。
戦争をしない世界を作るには
その実現には、戦争をしないことが前提にあり、如何に人間が戦争をしなくなるかの方法が重要そうだ。
人間自体の意識変化では無理だろう。
なぜならば、どれほど教育をしても、どれほど法律を整えても、罰則を重くしても、犯罪をする人間は減らないからだ。
そして、誰しもがちょっとした悪いことはしている。
嘘をつくこともあろう。
自分だけちょっとお得になるように振る舞うこともあろう。
何にせよ、精錬潔癖な人間というのは、存在するかもしれないが、それはごく少数であり、多くの人間には欲望があり、それがちょいちょい顔を出すものである。
よって意識変化では難しい。
ならば、どうするのか?
ナノマシンを身体に入れることで、戦争をしようとすると脳が爆発するというのはどうか。
荒唐無稽のように思えるが、そういう世界観は面白いかも知れない。
世界を支配するためではなく、世界を平和にするために、すべての人間に枷をつけるというアイデア。
それで世界は平和になるのかはわからないけれど。
きっと、ハックしようとする人たちもいるだろうし。