The Last Spell – 絶望感溢れるローグライクシミュレーションRPG

投稿者: | 2023年4月28日

評価・レビュー

☆5/5

敵から魔法陣を守るローグライクシミュレーションRPG。ジャンルとしてはファイアーエンブレムとかと一緒ですが、大きな違いは圧倒的な敵の数。

終盤は基本的に膨大な敵の中を掻い潜ってボスを倒しにいくことが多く、しっかり準備して英雄を育てておかないと犬死間違い無しです。

かなり難易度は高めなので、日本のシミュレーションRPGに慣れた人だと絶望感しか感じないかも。ただ、圧倒的な戦力差の中、様々なスキルやアイテムを駆使し、ボスを倒したときのカタルシスは他の追随を許しません。

単純に英雄たちが戦うだけでなく街づくり的な要素もあり、どうやって村を発展させるかも攻略の鍵になります。また、バリスタや投石機などの兵器も用意されており、人によってプレイングも違ってくるのが特徴です。

ローグライクということで、プレイするたびに強い武器が開放されたり、初期強化ができるオーメンが追加されたりしていきます。ですので、1回でクリアはかなり難しいかなという印象。

歯ごたえのあるストラテジーゲーム、シミュレーションRPGがやりたいなら、かなりおすすめの一作です。個人的にもドハマリしました。難易度が絶妙で、あと1ターン遅かったら負けたみたいなことが多くて、勝てる時はいつもギリギリ。だからこそ、面白くてハマってしまうんですよね。

逆に頭を使いたくない、何も考えずにゲームしたいという方には不向き。正直言うと、日本のシミュレーションRPGと同じ感じでプレイすると、かなり痛い目を見るのでご注意ください。完全に別物、別なジャンルのゲームとして考えた方が良いです。

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