TEPPEN Genma Onslaughtにカードパワーを適用する

投稿者: | 2022年5月9日

Genma Onslaught(GO)にカードパワー(CP)を適用してみました。

現在の計算式

(攻撃力*2+HP)+(1*a+2*b+4*c+8*d+16*e)-(1*f+2*g+4*h+8*i+16*j)+ダメージなどの数値増減+(アクションカードの場合+2)

a〜eはそれぞれプラス能力の個数、f〜jはマイナスの能力の個数が入ります。アクションカードはアクティブレスポンスのメリットとして+2としています。

能力の割り振りはこんな感じ。

実際にそれぞれのカードをこんな感じで入力して、カードパワーとコスパ(1MPあたりのカードパワー)を出してみました。

CP補足

カードパワー(CP)はあくまでカードのテキストからカードの強さを出したもので、カード単体としての強さを表しています。

そのためコンボによって力を発揮するカードは強さが弱めに出ることが多いです。また、現在の計算式では能力の発動条件が厳しい場合、マイナス要因としているためCPが低くなる傾向にあります。

今回の場合、赤属性のヒノエはそれほどCPが高くありませんが、これはスピリットが手札にある必要があり、デッキへの依存度が高く、どのデッキでも使えるカードではないということを意味しています。

赤属性

赤属性カードパワーランキング

CPの数値的に高かったのは、カラス天狗の少女 阿児、秘密の作戦、バラワッシャ、ガートルードという感じ。秘密の作戦はあまり使われていませんが、結構面白そうなのでデッキを作ってみようかと思いました。

コスパ的には鬼武者の覚醒、阿児の通訳が良く、どちらもMP1で得られる効果が高いと言えます。

ヒノエやミノトは確かに強いですが、前述したようにスピリットデッキでないと能力を発揮できないということもあり、CP的には平均という感じです。このあたり、限定系の能力をどう考えるかは今後のCP計算で検討していこうかなと思います。

緑属性

緑属性カードパワーランキング

緑属性は、なまはげ、幻魔の剣豪 ゴーガンダンテス、ギンガムファッツなどが高いCPになっています。なまはげは生贄効果が強く、効果を発揮できるかどうかで強さの感覚が変わってきそうです。ゴーガンダンテスは言わずもがな、ギンガムファッツも良く使われている印象。

コスパ的には一瞬の好機、フクズク、単純な陽動あたりが数値としては高くでました。単純な陽動は生贄デッキ限定ですがMPが低いので結果としてコスパも良い感じ。フクズクは撃破が活かせれば強いですね。あまり使われていませんが。また、単純な陽動は結構使われている印象です。

紫属性

紫属性カードパワーランキング

紫属性はカードパワーもコスパも、地獄門の番人 ヘキュバ、アケノシルム、唐傘なまはげが良かったです。ヘキュバについては対戦したことが無いので、強さは測りかねるところがありますが、HPを増やされたりブレイクアウェイされたら、かなり面倒だなと。

アケノシルム、唐傘なまはげは生贄の能力を活かせるかどうかかなと。それでもアケノシルムは1/10というスタッツは悪くないので、もう少し活躍の場があっても良い気がしました。

黒属性

黒属性カードパワーランキング

黒属性はギルデンスタン、ギャラーン、残忍な獄卒、生贄の吟味のCPが高かったです。残忍な獄卒についてはスピリット限定ではありますが、リベンジに加えて+1/+4とアップする能力も高く、MPが1と低いこともあって、かなり効果としては強いかなという印象です。

コスパ的には幻魔の女帝がとても良い感じ。デッキとしてある程度高コストのスピリットを想定し、MPのマイナスが平均で4ぐらいかなあという計算ですが、それでも強いなと。ランダムという要素が使いづらさにつながっている気がしますね。

戦国カラクリお市はスピリットデッキに偏ってしまうことと、元々のスタッツが高くないこともあって、CPもコスパも伸びませんでした。確かに序盤から中盤ではほとんど使えないユニットではあるので、ある程度合っているのかもと思います。

改善点・検討事項

今回の計算での改善点や検討事項としては、

  • 生贄のポイントは調整が必要
  • 場に出す系の加算ポイントが高すぎるかも
  • 限定系の減算ポイントは無くても良いかも

です。

生贄のポイントは調整が必要

現在の計算式だと能力 生贄に関するカードのCPが高くなる傾向にあるなあという印象です。単純に1回攻撃するまでという能力をマイナスとしてカウントしていないことが原因かなと思います。

ただ、これをカウントしてしまうと生贄という能力がそもそもとしてマイナスポイントから始まるので、それを良しとするかどうかが微妙なところ。それを見越した上で、生贄の能力が高めに設定されているのかもしれません。

そう考えると、生贄の能力持ちという段階で少しマイナスなのかも。

場に出す系の加算ポイントが高すぎるかも

現在は場に出すだけで+8。さらに出てくるユニットのMP分の加算ポイントを付与しています。これは少し加算しすぎなのかもしれません。

ただ、ハプルボッカの例もあるので、あまりに低く見積もるとカードの強さをうまく表せなくなってしまうので、今後改めて考えてみます。

限定系の減算ポイントは無くても良いかも

スピリット限定や赤限定などの能力については、減算ポイントをつけています。これは前述したようにカード単体でのCPを表すためです。

ただ、予想以上にマイナス要素があると、数値が低くなりすぎるかなあという印象があります。これは、前回のDTLの時もそうでした。

このあたりは改めて考えた方が良いかなと思いました。

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